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本を読まないと国語より算数の成績が下がる!驚きの結果と理由とは?

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ネットの発達により街角から本屋が消え、子供たちが本に触れる機会が少なくなりつつある昨今。

今では本よりもタブレット端末を買い与えるご家庭も多くなり、それらで行うのはどうしても動画鑑賞やゲームになりがち。全体として読書量というものが減少傾向にあることが問題視されています。

実際に読書量によって学力が左右されるという結果も出ており、全国的に改善すべき議題として挙げられることも多いです。この結果自体は決して想像に難くないことなのですが、その中身は一筋縄では行っていないというのが現実です。

今回の記事ではそちらを取り上げて参ります。

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読書量が減ると算数の成績が下がる

まずはじめに、読書量で最も影響を受けそうな教科は?と問われると、やはり国語と答える人が多いかと思います。実際に文章を読んで答える問題が多いですから、そこの因果関係を真先に思いつくのは当然です。

国語ももちろん成績が向上するという結果が出ていますが、その数値は偏差値換算で約0.6程度とさほど大きなものではありません。では最も大きな成績の変化が生まれる科目は何なのでしょう?

実は、読書量によって最も大きな影響を受ける教科は実は算数(数学)。

これは意外な結果です。
…意外ではないという方は頭が良い方かもしれません。

算数の方は偏差値換算で約3.5と驚異的な伸び率。偏差値3.5と言えば、場合によっては志望校のレベルが1つや2つ上がるということも十分考えられる数字なので、この差は非常に大きいです。

どうしてこのような結果が生まれるのでしょうか?

文章の読解に悩む子供が多いから

この偏差値の差は、算数の文章問題の解答率によってもたらされているようです。

算数の文章問題は国語と違い、自分で文章に書かれている状況を想像し、書き出し、式に作り直さなければなりません。数字とにらめっこするのではなく、何が起こっているかを正確に把握する能力が求められます。

単純な物の数を数えるような設問なら難しくはないですが、距離速さ時間や割合の問題などが出てくると、求められる読解力も上がります。逆に数学レベルになると単純な計算問題を解くために、生活範囲内にある身近なものをあてがって考えるという必要も出てくるため、想像力がないと解くのが難しくなって行きます。

対して、日本の今の学校教育における国語のテストは、授業や課題ワークと同じ文章の同じ設問や、授業中に板書された重要なところを答えさせられる設問が圧倒的に多く、テストの傾向をパターン化して把握しておける人の方が点を取れやすいです。読解というよりも暗記に依存しているところが大きいので、読書量が大きな学力アップに繋がらないのでしょう。

このような観点から、読書で身につく想像力や空想力といったものが最も活かされる科目が算数(数学)であり、理系の人間を育てるのに読書というものが必要不可欠であるという裏付けにもなっています。

まとめ

読書量が最も大きな影響を与える教科のお話でした。

本を読むという行為と学校の勉強をリンクさせて考えると、この結果が出るのは必然である気もしますね。と言うより、日本の国語の教育があまりにも想像力を必要としない形で完成されてしまっているのも問題だと思いますが…。

読書量を増やすことで全体的に学校のテストの成績が向上するという結果が出ています。偏差値50という真ん中の成績の子が1年間ほど熱心に読書するだけでも、真ん中より少し上の成績を取ることができるようになるとのこと。現役東大合格などの頭が良い方々は、本の虫と呼ばれる人が多いですしね。

動画やゲームから学べることもたくさんあり、その全てが人生で何かしら役に立つのは確かだと思います。しかしながら「自分の頭で考える」という1点においては、読書をする(活字を読む)以上に優れた方法はやはりないのだと思われます。

学校の成績が上がるのも大事ですが、自分の頭で考える力を得るというのは生きていく上でもっと大事なことです。それが大人になった時どれだけ大きなアドバンテージになるか、計り知れないと言わざるを得ません。

書店が減り、物理的な本に触れる機会が少なくなってしまっている今、これからを生きていく子供たちに、意識的に読書経験をさせてあげられる場所を用意していく必要があるのかもしれませんね。

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