イタリア周遊記 生活の知恵

美食の国イタリアで本当に驚いた7つの食文化【イタリア周遊記】

投稿日:2018年9月12日 更新日:

 

日本でも言わずと知れた大人気料理、イタリアンの本場イタリア。

海外旅行は料理で苦しむという話も多い中で、イタリアは逆にご飯が美味しいとの評判も多い国。イタリアに行く理由を大別すると、ベスト3には「料理を楽しみたい」が入ってきます。

ですが「本場の味」という言葉があるように、我々の想像とは少し異なった料理が出てきます。

日本のイタリアンが日本人向けに作られたものだと実感が湧くポイントも数多くあります。今回の記事では、実際イタリアでご飯を食べてみて驚いた部分について紹介して行きます。

現地に行く前の心構えの1つとして、また何となく雰囲気を楽しむ記事としてご利用頂ければ幸いです。

1.素材の味ゴリ押し

まず驚くのがこの部分。味付けがとにかくストレート。悪く言えば雑。

イタリアはチーズやハムなどのバリエーションが豊富で、その味の違いを楽しむ文化圏。全体的にその味を殺すような味付けはあまりしないのが普通のようです。

調味料などは最低限に、オリーブオイルと塩をベースにした味付けが主流です。

味覚でいう「うまみ」への理解が乏しいのは他の国と大きく変わらないよう。この点に関しては日本が進みすぎているということだと思うのですが…。

ダシや醤油なども一般的ではないので、味付けはとにかく淡白。具が少ない料理の味はだいたい「塩」「塩」「ソルト」という感じ。肉も「塩こしょう!!」という味付けで、実に分かりやすいのが特徴。

サラダに関しては、ドレッシングかと思っていたらまさかの純粋なオリーブオイル。味がない。最初はとても驚きました。

しかしペスカトーレなどの魚介が豊富に入っている料理は、素材の味が活き活きとしていて美味しいです。魚介からダシが出るので味も日本人向けでありながらも、日本のものとはかなり違う風味を感じるのがグッド。

旅行初日に食べたペスカトーレは、安心の美味しさという感じでとても良かったです。

やはりトマトソース系は間違いありません!ペスカトーレもトマトソース系ですし、正にイタリアと言えばという料理。実際に本当に美味しいから感動です!

カプリ島で食べたトマトソースリゾット。個人的には、旅行で食べたものの中で一番美味しかった。パスタやピッツァだけでなく、リゾットもオススメです。

全体的に味がストレートであることを除けば「何じゃこりゃ」と思ってしまう料理は少なく、大抵のものは美味しく食べられると思います。

日本で見たことがあるような料理も、かなり想像と違う味がするので面白いです。「ふーむ、これが"本場の味"ってやつか…」と通ぶるのもまた一興。

本場に来ていると感じられる瞬間は至るところにあります。旅行ではその特別感を是非楽しんで行きましょう。

2.パスタは前菜!?

デブの基本理論。ですが、実はイタリアだと本当にそう(見える)扱いです。

現地で訪れたレストランの基本パターンがパスタ→サラダ→メイン(肉or魚)→デザートという流れ。ほぼ全ての店がこうでした。

店によってはパスタだけの注文がマナー違反になることもあるそうなので、少し注意が必要。パスタは前菜扱いという説明を実際に受けましたが、イタリアでは和食でいうところの、最後に出てくるご飯ものに近いのかもしれません。

しかも最初のパスタは量が調整されているということもなく、日本で主食として食べるのとほぼ変わらないか、むしろ多いくらいの量が出てきます。全体的に結構フードファイトな分量。少食の人は注意が必要です。

しかしイタリアは料理を残すことについては問題のない食文化圏です。

それぞれの料理について「どれだけ食べて(残して)次を待つか」の調整を自分で行えば良いので、食べながら見極めていきましょう。

ちなみにハイグレードのお店に行くと、パスタの前にアンティパスト(前菜)が出るはずです。前菜という項目はパスタとは別にあるんですよね。

余談ですが、旅行ではスープものには全然出会いませんでした。これも意外でしたね。

3.外食の料金が高い

日本とさほど額面上の収入に差がない国ですが、外食がとにかく高い。飲み物に関しては水も有料です。無料の国の方が珍しいのかもしれませんが…。

そこそこちゃんとした店でご飯を食べようと思うと、日本円で換算2000円は下らないはずです。駅内のフードコートなどでも1500円以上はしてしまうなかなかの金額設定。

しかも結構切り詰めてそれだから、自重せずに頼むとすぐに1食で3000円を超えてしまいます。

日本のように軽々しく外食ができる店はあまり多くなく、国内でも外食=贅沢の価値観が根強いよう。レストランはほぼ観光客や仕事人向け、庶民は本当に限られた日しかレストランを利用しないのが常識だそうです。

逆にスーパーなどで恐ろしく安くパスタやトマト、既製品のピザが売っています。自炊によって家庭の食費は控えめにできる文化が構築されているようです。

食の金額設定からも文化の違いを感じられて、面白いですね。

4.無限にあるジェラートショップ

イタリアと言えばジェラートも有名。
味も豊富で価格設定も良心的(コンビニアイス程度)と、とても魅力的です。気候は日本に近しいところがあるので、夏頃に行くと一度は絶対に購入するアイテムになるでしょう。

舌触りもシャーベットに近く、濃い味のものでもあっさりしていてベタつかず美味しい。これはイタリアに来たら食べた方が良いなと言わざるを得ないクオリティ。

とはいうものの、流石に店が多すぎないか?というのが個人的な感想。

歩いていると本当にそこら中にあるのです。イタリアで1番たくさん見たのはジェラートショップだったと言っても過言ではないほどの数がありました。

良心的な値段設定で、正直有名店以外はさほど差が分からないのに無限にある店舗。そんなに利益が上がるんだろうかとか、どうしても気になってしまいますね。

訪れたのが割と暑い季節だったので美味しく頂けましたが、寒い季節だとどうなるのかが気になります。やはり閉めて違う仕事をしていたりするのかも?

5.コーヒーが安くて美味しい

全体的に外で何かを買い食いすると(日本よりは)高くつきやすいイタリアですが、コーヒーだけは別格です。

日本だと500円は払わないと飲めないレベルのコーヒーが、1ユーロ(130円程度)で飲めます。

高速道路のSAなどの自販機で売ってるコーヒーも1ユーロとは思えないクオリティ。ホテルでおかわり自由で出てくるコーヒーすらもやたら美味い。風味がいい。

↑映画などでも利用されているローマの有名店カフェグレコ

有名店のコーヒーもさほど価格に差がなく、風味だけ良くて全然苦みがないコーヒーとか出てきます。価格相場が日本とはまるで異なっているようですね。

コーヒー好きには天国のような国です。とにかく安くて美味い。

ホテルの朝食などもそうでしたが、朝はとんでもなく甘ったるいパンとコーヒーをセットで飲むのが鉄板だそう。こちらもジャムの付け方がエグい。しかしこれはこれで美味い。コーヒーと合う。

我々の想像するヨーロッパ人の優雅な朝は実在している。そう確信した旅行でした。

6.アイスコーヒーがない

逆にコーヒー関連で驚きだったのがこちら。
あまりにも暑い日に、高速のSAでアイスコーヒーを買おうと思ったところ。店の中を何度も徘徊しても、どうしてもアイスコーヒーの表示が見つからないのです。

もしや…と思い、添乗員さんに聞いてみたところ「イタリアにはアイスコーヒーという文化がない」ことを教えてもらいました。これだけ美味いコーヒーが安く飲めるのにこれは本当に驚き。

興味が湧いたので確認してみたところ、そもそも「氷を飲み物に入れる」ということ自体が高級嗜好なんだとか。これはイタリアだけでなく、割とよくある話なんだそう。

考えてみると、レストランでも冷えた飲み物は出ましたが、氷が出たことは1度もなかったです。あまり気にならなかったところも、紐付けて考えると「なるほど~」と思わされてしまうのが海外旅行の面白いところですね。

これも1つ余談ですが、レストランの飲み物に関しては、ジュースを頼むと冷えた缶ジュースが出てきます。

ヨーロッパと言ったら紅茶!と思い注文したら、缶の紅茶が堂々と出てきたのは本当に面白かった。

日本では建前上コップなどに移して提供が基本ですが、そういう配慮も実は日本らしさなのかなぁと感じる一幕でした。

7.マクドナルドが美味しい!?

イタリアにもマックがあったのでせっかくだし行ってみました!馴染み深いものが海外だとどう変わるのか興味があったので!

柱と一体化した巨大なタッチパネルで注文内容を決め、レジに持って行くシステムが採用されており、日本より近代的。ただし内装はほぼ日本と同じマクドナルド。謎の安心感を覚えてしまった。

外食がお高めのイタリアですが、マックの価格設定はほぼ日本と同じくらいでした。

日本だと何だかんだ「安くはない」マックですが、イタリアだと相対的に見て軽い外食になっている印象です。

うわぁ謎の安心感(Take2)

メニューもほぼ同じでしたが、イタリア限定のサイドメニューも少しだけあるようです。前に日本マクドナルドが海外コラボした際に食べられたメニューを注文。少しテンションが上がりますね。

あとは馴染み深い「いつもの」バーガーを選び、食すことに。味が違ったりするのかな~と思い口に入れたところ……

単純に肉が美味い!!!

ここで謎の感動。
本当にパテが美味しいんですよ。

イタリアのマックはイタリア産牛肉100%で作られているらしく、それの影響かと思われます。

国産だから新鮮なのか、イタリアの牛が美味しいのかは定かではないですが、とにかく総合的にクオリティが高い。

味は確かにマクドナルド。慣れ親しんだマクドナルド。
でも僕が人生で食べたマクドナルドの中で間違いなく最高に美味しいマクドナルドでした。日本も見習ってほしい。

イタリアまで行って何してんだお前と言われたら返す言葉もないですが。思っていた以上に異文化交流感があって楽しかったので、余裕があるようでしたら是非!!

まとめ

イタリアの食については、「誰が行っても大きく期待から外れることはないだろう」というのが実際に体験してみた感想です。物凄い長期滞在でなければ、食べ物で困ってしまうことはないと思います。

美味しいですし、楽しいです。
値段が高いのがネックですが、ツアー旅行なら料金に込み込み。気にせず食べましょう。

やはりイタリアンという形で浸透した類いの料理であり、100%異文化の料理ではないというのが良いところでしょう。ある程度理解を持っていながらも、自分の知っているものとはまるで違う味や見た目のものが出てくる。

普段食べているイタリアンが本場とはまるで違うというのが否応なく分かる。そのような「気付き」があるのが面白いのです。

味に関しては、最終的に日本食のものが恋しくなってくるとは思います。帰りの飛行機の機内食で出たそうめんはもう、涙が出るほど美味しかったですし。

でも僕の場合、日本に帰ってすぐでも「日本のイタリアンなら今からでも食べたい」と思えたところがあります。それくらい日本とは同じようで、違う味のものが出てくるんですよね。

総合して、心から食文化を楽しめる国であったことは間違いありません。お読みの皆さまもイタリアに行かれる際には、この記事の内容を参考にして、現地での食事をお楽しみ下さいね。

 

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