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浪人生がいなくなれば毎年の浪人生は出なくなる!?その理由とは?

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大学受験の浪人システム。
より良い志望校を目指すため、少なからず考慮に入れたことがある人も多いと思います。

でも実は浪人生がいなくなれば、毎年の浪人生が発生しないというデータがあるのです。この記事では浪人システムが必要かどうかも踏まえてまとめて行きます。

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大学入学者の数>現役受験者生の数

2018年度のデータに基づくと受験生の内現役高校生の人数は65万5978人。対してその年の大学入学者の数は68万2675人です。

入学者数の方が受験生よりも約3万人多いという結果が出ており、この数字に則って言えば、全ての現役生がどこかしらの大学に入学することができている、ということになります。

しかしながら、実際はそうではありません。
現役生の中から浪人生は数多く出ますし、2浪以上してより高みを目指す人も少なくないのが現実。

これにより、現役生だけであれば受かるはずだった生徒が不合格となり浪人する羽目に陥り、次年度の現役生に同じことをするという負の連鎖が発生してしまっています。

良い大学に受かっていても第一志望でなければ浪人を選ぶ者もいるため、毎年受験している浪人生はさらに10万人以上にも上ります。

浪人生がいなくなれば浪人生が出なくなるというのは、数字の上から見ると明らかな事実のようです。

1年長く勉強すれば当たり前に有利

では浪人というシステムは本当に必要なのでしょうか?

当然の話ですが、大学入試とは定められた範囲の定められた問題しか出題されません。そのため、時間をかけてその範囲を網羅することができるのであれば、3年しかない現役生よりも単純に有利になります。

今の日本では1浪程度では特に問題視されず、努力して良い志望校を勝ち取ったという解釈になるため就職などでも当然有利。だから浪人を選択するわけですが、実際は他の人よりも長い期間勉強に費やさなければ受からなかったということでもあります。

浪人ができないのであればもっと密度の高い3年間を過ごし、全体的な学力が向上するという考え方もあります。実際に高校受験などは一般的にやり直しが効かないため「人生を懸けた戦い」のように扱われることが多いように思いますし、その分必死に挑む人も多いです。同じことを大学入試にも求めるべき、というのも1つの正論ですね。

浪人は経済的に恵まれた人間でないと難しい側面もあり、総合的に見て不公平を生み出す制度という見方もあるそうです。

努力の幅を選択できる機会は必要

しかしながら、高校を卒業する18歳はもう大人と判断される年齢に入ります。進学以外にも就職などを選択する者もいて、人生の大きな選択を自分で決めて実行する年齢です。

何を頑張りたいか
どんなことをしたいか
どのように生きて行きたいか

これからを担う若者がこういったことと向き合う時間と場は、大人が用意して行く必要があるでしょう。それを限定的に狭めて門を閉じてしまうというのは、社会的成長が望めても「個人の生き方」という点ではあまり好ましくないと言えます。

今の日本は世界的に見て学力的にも経済的も遅れを取り始めてしまっている状態。数字的なことを言えば、この浪人システムを無くすことは社会の発展を促す良い方法も1つなのかもしれません。

ですが、時間をかけて自分を成長させる能力を持つ者が、必ずしも他者より劣っているとは言えません。1回の試験だけでは不運な巡り合わせもあるでしょう。中高のような単純な学力レベルだけの話とは違い、大学は専門性を磨く場所。そこに入れなければできなくなってしまうこともたくさんあります。

そういった若い人材の目を、理不尽に刈取ってしまうようなことがないように、浪人システムという保険はまだまだ必要とされるだろうと思います。

まとめ

浪人についてまとめてきました。
数字上では納得の結果ですが、数字だけでは計れないこともあります。

そういったものも意識して、今あるシステムの必要性を考えて行きたいですね。

お読み頂きありがとうございました。

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