表現活動

何故ブロガーは「いかがだったでしょうか?」と言いたがるのか

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「今回の記事では○○を取り上げました」
「いかがだったでしょうか?」

ブロガーあるある!

とりあえず記事の末尾に「いかがでしたか?」とか「いかがだったでしょうか?」と言いたがる。何となくこれで行ける気がする。僕もそう思います。

実際僕も書きたくなる時があるし、書いてる記事もあるんですよ。でもあまりにも安直だからできるだけ使いたくないなぁと思いながら記事を書いているところもあります。

何と言うか、あまりに便利すぎて「文章書けない人の手法だな…」という気がしてしまうんですよ。記事としてしっかり成立させたいなら、この「いかがだったでしょうか?」に頼りすぎてはいけないと思っています。

でもブログにとっては絶対に必要な言い回しであるとも言い切れます。

何故この「いかがだったでしょうか?」はこんなにもあふれているのか。便利なのか。必要なのか。

ブログを書いてる僕なりの意見を書いて行きます。
よろしければお付き合いください(←これも便利だよな…)

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「いかがでしたか?」と言われると「良くなかった」とは返せない日本人の性

ブログが他メディアと一線を画するのは、身近さだと思っています。一般メディアのきっちりとした感じにはない手軽さとか親近感があるのが魅力ですよね。

学校で例えると
一般メディアが「先生に聞きに行く」なら
ブログは「生徒同士で教え合う」に近いのかなと。

要するにブログには「普段の会話」のようなテンションを求められています。近しい立場の人から得るからこそ安心感がある情報として頭にスッと入ってくる、それが魅力です。

販売員の人のオススメはあくまでビジネスですけど、ブログは「使用者の声」だから信頼できるという認識は根強い(まぁアフィリエイトも厳密にはビジネスですけどね…)

だから文末にも「会話としての締めくくり」が求められており、必要な情報を発信してコンパクトにまとめ上げている一般メディアの記事とは違うアプローチが必要です。

それを最も簡単かつ確実に行えるのが「いかがだったでしょうか?」なのです。

普段の会話を思い出してみてください。
何かを友人に聞いた時、最後に「どうだった?」とか「分かった?」と聞かれたら「悪かったよ」「よく分からなかったよ」と返すことないですよね?

仮に(全然意味不明だったな…)と思っていたとしても「うん、聞いて良かったよ。ありがとう」と返すのが普通ですし、それが日本人としての礼儀、正しい振る舞いであると皆が思っています。

1度聞いたことをもう1度聞くということに強い抵抗を覚える人も多いと思います。それによって自分を適当に納得させて事を収めてしまう性格の人もいるでしょう。

だからどんな内容であっても、とりあえず「いかがだったでしょうか?」と聞かれると心の中では「ありがとうございました」と返したくなってしまうのです。それが本心でなくともです。

そして「まぁ別に大したことじゃなかったからこんなもんで良いか」という満足したのか納得したのかも謎な心中のまま、面倒臭くなって調べ物を終了させてしまったりもするはずです。

以上のことからブログの「いがかだったでしょうか?」には、その記事の内容で読書を強制的に頷かせてしまう力が備わっていると言え、どんな記事でも「最終的にこの言葉で終わらせればどうとでもなる」という安直な手法としてはびこってしまっているのだと思います。

読者から聞いたわけでもないのに、聞いたように錯覚させてしまう感じさえあります。「勝手に調べて勝手にこのサイトを訪れたのは自分だし…」とどこかで思わされていると言うか。それで教えてくれたんだからとりあえず良いか、と。

「いかがでしたか?」
「はぁ、まぁ、ありがとうございます」

クオリティが低くても、内容が自分の知りたかった情報からズレていても、これだけでブログの印象がそう悪くなることはないという事実。魔法の言葉ですね。

「まとめ」というブログ特有の確認項目

前述の通りブログは会話感が求められるコンテンツなので、一般メディアとは違ったアプローチが必要。

その最たるものが記事末尾に必ずと言って良いほどついている「まとめ」です。

「まとめ」と言いながら別にここに内容がまとまってないことも多いです。基本的に「いかがだったでしょうか?」と聞くために便宜上用意された謎の項目です。

よく見てみると、一般メディアの記事には「まとめ」なんてものはないはずです(最近はブログ風メディアもあるので一概には言えませんが)国語の授業で習ったと思いますが、その文章のまとめというのは記事の末尾に1~2文程度で簡潔に行うものであり、取り分け別のスペースを用意してやるようなことではありません。

だからこそ「まとめ」はブログという文化の象徴的部分と言えます。
これは会話で言うところの「というわけでここまで説明してきたけど、どう?分かった?」に相当しています。つまり内容をまとめるためのものではなく、「相手に伝わったか確認するため」に設けられたエリアです。

そりゃまず「いかがだったでしょうか?」って書きますよね(笑)そのためにあるんですから。

無くすためには「まとめ」というエリアを消すしかありませんが、その行動はブログがブログという形態である意味を無くすことに等しいのではないかと思っています。だから僕も「まとめ」は必ずと言って良いほど用意しています。

故に、これらは文化が大きくなり成熟してきたことで導かれた1つの到達点なのかもしれません。「いかがだったでしょうか?」はブログがブログである以上、絶対に欠かせない言葉の1つになったのです。それが気になってしまう人が出てくることも致し方ないと割り切るしかないと言えます。

誰も彼も「いかがだったでしょうか?」と書くのでだんだん気になってくるとは思うのですが、ブログという文化が今の形態を保ち続ける限り、このワードはごく自然に出続けてくるものと思います。

メディアの記事でも、論文でも小説でも、文章には形態によって必ず「セオリー」というものがあります。似たような形式に落ち着けた方が読者に受け入れてもらいやすいので、普通は皆が前にならえして文章を書いて行くと思います。

この「いかがだったでしょうか?」は、ブログにとってそういう意味を持つ言葉と思って見てもらえると良いのではないでしょうか。

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まとめ

ブログの「いかがだったでしょうか?」について書いて参りました。
いかがだったでしょうか?

冒頭に書いた通り僕はブロガーでありながらあまりこれを多用するのが好きではないので、できる限り無くすようにしています。内容的にどうしても必要だなと思った時は使っているのですが。

僕は個人的に色々なブログを参考にする過程で、この「いかがだったでしょうか?」を始め、ブログ特有の言い回しの必要性についてもかなり考えてきたと思います。その1つがこの記事に書かれているような内容だと思って頂けると嬉しいですね。

1つ言えるのは、「情報が分かりやすく整理されているブログ」はこの「いかがだったでしょうか?」を書いていないサイトが多いということです。この言葉を多く使っているブログは、そうしなければならない文体になってしまっていることが多いかなと。

もちろん、それが悪いとは言いません。
多種多様な形態があってこそ、個人メディアとしてブログの価値があると思いますし、センスあふれる会話性に全振りしたブログも存在した方が良いでしょう。

僕はこのブログで雑学や生活の知恵などをお届けしていますので、そういった内容の時は努めて「情報の伝わりやすい記事」にしようと考えています。なので「最後にいかがだったでしょうか?と言わなくていい記事」を目指して執筆していますし、それは今後も挑戦していこうと思います。

こういう自分の色を出した記事も書いていますが、情報提供に特化した記事も執筆しています。この『HatsuLog』は色々なスタイルの記事が読めるブログになっていると思います。

よろしければ他の記事も見て行ってくださいね。それでは!

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