生活の知恵 結婚式実録シリーズ

結婚式は本当に"無意味"で"無駄"なのか?男性目線で真剣に語ってみる

投稿日:2018年9月4日 更新日:

 

結婚式を挙げたことについて、感想を書いてみようと思います。

最近は金銭効率的に"無駄"扱いされることも多い結婚式。実際やってみた者としてどう思ったのかを赤裸々に書いて行きます。

これから結婚式を挙げる人にとって、1つの指標となるものになるかと思います。よろしければお付き合いくださいませ。

相手の意外な一面が見られる

結婚は華々しいイベントであると同時に、重要な1つの通過点です。結婚してからの暮らしぶりの変化から、折り合いが悪くなってしまう夫婦も大勢います。

結婚生活は恋愛より気にしなければならないことが増えるのは事実。できれば2人での生活を始める前に、自分の奥さんになる人の本質をよく知っておけるのが理想です。特に事前に同棲を経ていない人だと、恋愛感情100%のまま結婚することもあるでしょう。

結婚式はその互いの根本的な価値観を知ることにおいて、かなりプラスが大きいイベントです。

2人で長期間に渡って1つのものを仕上げる都合上、価値観のすれ違いは必ずおきます。「えぇ、そんなこと気にするんだ」など、今まで全く知り得なかった互いの性格が見えてきます。

自分の話ではありますが、僕は今の嫁と6年付き合って結婚したので、お互いほぼ性格を知り尽くしているような気になっていました。

にも関わらず「想定外」はゼロではなかったです。
期間が短い人ほど、すれ違いが続発するリスクは高まります。特に結婚式は男女間での温度差が激しいこともあり、衝突が起こりやすい事柄でもあります。

これが生活でいきなり出てきてしまうと、決定的な食い違いとなって夫婦仲を引き割くかもしれません。

そうならないための1つのクッションとしても、結婚式は最適です。

何故なら、結婚式には明確なゴールがあるから。
1つの大きな催しに向かって2人で歩みを進める、幸せに向かっていく作業だからです。

どんなにいざこざがあっても、最後には幸せな終わりが待っているものです。終わり良ければ全て良しと言うように、「何だかんだあったけど良かったな」と思えれば2人の門出は幸福からスタートです。ある程度衝突があっても、最終的には冷静に解決できるものと思います。

結婚式や新婚旅行というのは、元々はこういう互いのことを理解し合う意味もあって行われるようになったのではと、実際にやってみて思わされました。

そう考えると、お金など物理的な事情ですっ飛ばしてしまうのもどうなのかなと、終わった今は思いますね。

最愛の人が最も輝く場所

男性目線で言う結婚式は、最愛の人が人生で1番見違えるほど美しく輝く場所です。

「大したことじゃないだろ」と言われればそうかもしれません。ですが、これを逃したら実現できないことでもあります。そして何より、女性側からすれば「大したこと」である可能性が高いのです。

僕の嫁は普段は全くオシャレに頓着がないタイプですが、結婚式のことについては頑張っていました。そういう人ほど、やらせてあげると楽しいかもしれませんね。馬子にも衣装。いえ、馬子だからこそ衣装です。

あとついでに自分自身も、想像している以上にカッコ良くなれるはず。奥さんになる方も「それを見られるのは嬉しい」と思うのではないでしょうか。本当に素晴らしい思い出になりますね。

「結婚式なんて必要ないんじゃないか?」と考える人は、この部分をしっかり考慮した方が2人での生活を良い形で始められると思います。少しでもどちらかが「やりたい」と思っているのなら、検討くらいはしても良いのでは?

「別にドレスだけ着てしっかり写真撮れば良い」という人もいると思います。

否定はしません。1つの方法です。
けれど、そのドレスを着て楽しそうに動き回っている姿、それを周りの大切な人達にも見てもらえる嬉しさは、また格別の味があります。

自分が選んだ人の一生見られないかもしれない最高の姿。思っている以上に、良いものだと思いますよ。

コスパを考えると良くはないが…

実際のところ、僕はやって本当に良かったと思っています。

今の彼女と結婚するとすれば全額挙式に充てても良い」という名目で数年貯金してきたので、お金を使うことに抵抗はなかったです。

ただ、想像していた以上にコスパが悪い催しである実感も大いにあります。

まず何をするにも高い。絶対に足元を見ている。これは間違いないと思います。ご祝儀というものが相互的に飛び交うことを前提とした金額設定で成り立っているので、あらゆるものの相場が崩壊してます。

2時間~3時間ばかしの催しで数百万は高すぎる。
内容によっては、1時間100万円以上が余裕でかかってきます。

ただでさえ結婚する人が少なくなってる時代。挙式する人なんてもっと少なく、昔と同じやり方ではやって行けないはずです。挙げてくれる人から、高い金銭を取らざるを得ないのは分かります。

昔と比べて価格設定がどうかは分かりませんが、オプションの範囲を増やしている可能性は高いでしょう。うまい棒だって小さくなるし、カントリーマアムは数が減ってます。アイスだってもう100円では買えません。同様のことは起こるでしょう。

それら全てが悪いとは言いません。
ビジネスである以上仕方がないですし、挙げる側はそれも考慮に入れて勘案すべきです。いちいちその事実に目くじらを立てていると、幸せな結婚式なんてきっと挙げられません。

そうであっても、刹那的にお金が消費される文化なので「あーこれに○百万か~」と思わないことはないです。

例えばそのお金で車を買えば10年くらい良い思いができます。内容によっては2台買うこともできます。

結婚式は良くて3時間です。これを持ってコスパが良いとは言えませんし、内容量だけ比べたら無駄と言われても仕方ないとは思います。

でも…やっぱり結婚式ってそういうものじゃないんですよ。ありきたりな言い方ですが、理屈じゃない良さは存在するなと思わされる文化なのです。

お金で買えない価値を買える催し

何と言うか、これほど人生において恵まれていると感じられる瞬間はないと心から思いました。

よく結婚を指して「幸せの絶頂」なんて言い方をしますが、これは本当に正しくその通りだと言い切れます。これ以上の幸せを感じれる瞬間は、普通に生きてたら人生に二度とないと思います。

そういう実感を確かな形で得られるのは、人生においては替えの利かない財産です。知っているか知らないかでその後の人生が左右されるかもしれないレベルで、心に多大な影響を与えるものです。

そこまで考えていない人の方が多いかもしれないですが、だいたいの人がそれを"感じている"と思います。

自分達のためだけに集ってくれる人がいます。
自分達のためだけに笑ってくれる人がいます。
自分達のためだけに泣いてくれる人がいます。

そんな瞬間を目の当たりにできるのは恐らく結婚式だけです。予想していなかったことも起き、予想していなかった話も聞けます。

僕はこのブログで結婚式の記事を書くにあたって「来てくれた人に最大限お返しすること」の大切さを通して書いてきています。それは結婚式を挙げるにあたって自分に課した心構えではありますが、挙げた後は尚の事そうして良かったと強く思います。

それくらい結婚式は周りから頂けるものがあまりにも多い。

本当にお金で買えない価値がある時間。それを買えるのが結婚式という催しです。

金銭効率だけ見て「コスパが悪い」とか「無駄」などの一言で片付けてしまうのは、あまりにももったいない。その価値観は誠に"正"であり、言い返すことのできないものです。ですが感覚的なことを言えば、寂しいし悲しい解釈だと思います。

実際のところ、心を豊かにする方法はこのような経験だけではありません。結婚式に消費されるお金を別のところに割き、異なった成功体験を得ることができれば、それもまた素晴らしい結果を生み出すでしょう。

だから「絶対に結婚式を挙げるべきだ」とは言わないし、言えません。けれど、「お金を払う価値がない」という結論に関しては、断固として否定して行きたいと思います。

それほどに結婚式は夢と幸せの溢れる時間でした。男の僕が言うとキモいかもしれませんが、結婚式を挙げる前の自分と後の自分では持っているものに差があるのは確実です。

加えて、何だかんだ言って女性には結婚式を挙げ、ウェディングドレスでおめでとうと言われることを夢見ている人が多いです。パートナーがもしそのような考えを持っているなら、その夢希望を無視して「無意味」と切り捨てるのはもちろん「嫁がやりたがったからやった」と不遜な態度を取るのもあまり良いとは思いません。

僕の嫁はオシャレに無頓着で化粧も普段全然まともにしない田舎の土人ですが(滅茶苦茶言いまくる)、結婚式へのこだわりは想像していたより凄かったです。今まで付き合ってきて、彼女との関係性を見誤ったことはないと断言できる(6年間ケンカなし)自分でさえ、結婚式はトラブル0というわけには行きませんでした。

「結婚式と出産・育児の恨みは一生残る」というのも恐らく真実です。もしパートナーが挙式を望むタイプの女性であるのなら、しっかり向き合ってクリアしておく方が無難でしょう。

それにやはり、これから生涯を添い遂げるパートナーの晴れ姿というのは、一見の価値があります。全てひっくるめて、しっかり楽しんで行くに越したことはないですね。

まとめ

以上が僕が結婚式を挙げて考えた、いえ感じた「結婚式の意義」です。

僕は結婚式に大きな夢を見ていたわけでも、特別責任を感じていたわけでも緊張していたわけでもないのでのびのびやらせてもらいました。挙式の新郎入場であんな余裕の笑みを浮かべていた奴は後にも先にも出会わないだろうと言われた。

スタッフさんに笑えって言われたんだけど……(※程度問題)手を振る感じでって言われたんだけど……(※手を振れとは言っていない)

そのおかげか、思っていた以上に沢山のものを受け取りました。うむ、あれは良いものだ。

結婚式を挙げるかどうか、物理的に悩んでいる方もいると思います。ただ、挙げた後に「やっぱ大金割く価値はなかったな」とは、よっぽどならないのではないかと思います。

心に決まっているなら、やらなくても良いと思います。でも悩んでいるなら、やってみても良いと思います。

結婚式の価値を決めるのはあなたですが、価値を生むのは周りです。

これから考えられる方は、よくパートナーと2人で話し合って、納得の行く結論をお出しください。その時間もきっと豊かな2人の夫婦生活を担う大事な時間になると思いますので。

結論

結婚式はコスパが悪い。
足元を見られている"ビジネス"である。

しかしここでしか得られないものがある。
絶対に替えの利かない"祝い事"である。

それを持って無駄、無意味とは到底言えない。

これが僕の結論です。1つの指標にしてもらえますと幸いです。お読み頂きありがとうございました。

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