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アウトドア初心者が行く近畿の秘境「大杉谷」トレッキング!日本三大峡谷で大自然を堪能!【PR】

投稿日:2020年2月15日 更新日:

 

大台町PRの3記事目。
今回は2日目に行った「大杉谷トレッキング」について紹介して行きます!

1日目の北総門山の緩やかな登山で身体を馴らした上で始める少し本格的なアウトドア!今回も僕が楽しんだことが伝えられるような記事を書いて行きますよ!

【国の天然記念物】近畿の秘境「大杉谷」

大杉谷は大台町のシンボルの1つである日本一の清流 宮川の上流部分に位置する渓谷で、国の天然記念物にも指定されている近畿の秘境。日本三大峡谷の1つにも挙げられるなど、数々の名誉を所持している大台町を代表する観光スポットです。

約80年前から登山コースが作られ、今なお多くの人の心を感動させる大自然の境地となっています。

しかしながら平成16年に大台町を襲った大降雨により大規模な土砂崩れが発生し、なんとその後10年間は登山道が閉鎖。再び楽しめるようになったのはここ数年のことだそうです。

自然の恐ろしさを感じさせられる一件ですが、大杉谷はその自然の力の積み重ねによって生み出された秘境であり、その営みの全ては自然に委ねられてきました。

登山道が10年に渡って解放されなかったのも、塞がれた川や山々が自然の力によって開通するのを待っていたから。現在では随所に自然災害の爪あとを感じながら、その上に築かれた新たな大杉谷を感じることができる珠玉の存在と相成りました。

では、僕達が楽しんだ大杉谷の旅を追体験して行きましょう。

大杉谷の「滝」を巡る旅

2日目午前9時頃、ホテル「奥伊勢フォレストピア」を出発。この日もバスで目的地まで向かいます。

数十分の移動でしたが、その間に途中で車とすれ違うこともほとんどなく。改めて人里から離れていることを実感させられます。

途中立ち寄った休憩所には、大杉谷の名前の由来となった天然記念物「大スギ」についての看板も。後から植林されたものではなく、樹齢約300年の天然の大杉とのこと。今回はこちらの鑑賞ではなく、大杉谷のトレッキングがメインですので情報程度に。

休憩所からさらにバスを走らせていると、ケータイの電波も一切届かない山奥に到達。

大自然に囲まれ、人の営みがどんどんと感じられなくなります。正に"秘境"という趣き。ワクワク感が募ります…!

バス移動中にも、宮川の絶景を拝めます。
自然に生み出されたとは思えない、それでいて自然だからこそ生み出せたであろう山のふもとの曲線が実に美しく、心奪われます。

山と山の間にかかった大きな鉄橋を越えるといよいよ目的地に到着!

まず今日のメインは滝の鑑賞です。
「六十尋滝(ろくじゅうぴろだき)」と呼ばれる、大杉谷の中でも激しい登山を要さず見られる由緒正しい滝に案内して頂きました。

考えてみればこれ、僕にとっては人生で初めて見る生の滝でした!(旅行では遊べるところを選んでしまうタイプ)

大台町の"仙人" 巽幸則さん。
なんと電波の届かない大杉谷のふもとで生活している。

ここからは大杉谷に住む(!)仙人の巽幸則(たつみゆきのり)さんに同行頂いての旅。メディアなどの取材も何度も受けている大台町きっての有名人です。今回お世話になっている大台町専属のツアー会社 Verdeツーリズムの公式ガイドの1人にも名を連ねています。

「最悪な日に来たなぁハハハ!」としきりに言いながら快活に笑っておられました(数日前まで雨が降っており、谷の気温がかなり下がっていた…ということらしい)

とにかく気さくでとても親しみやすい方で、旅がより一層楽しくなりました!

仙人の先導で脇の階段を登って滝に向かいます。

写真左手に見える瓦礫の山は、平成16年の大雨で起きた土砂崩れの名残。"土砂崩れ"という語感から大きく外れた大きさの岩の数々…。もしその場にいたらと考えると、足がすくむ思いですね…。

角度によって"顔"が変わる「六十尋滝」

程なくすると本日のメインの1つ、六十尋滝とご対面!

この日は連日の雨の影響で水量も十分にあり、かなり見応えのある形になっていたとのこと。気温的には最悪なのかもしれませんが、僕達的にはむしろ幸運な日だったかも?

正面から見るとこんな感じ。
滝の周りは水源が豊かだからか、冬場でも沢山の草木に囲まれています。岩肌と緑のバランスが季節感のある光景を生み出しています。

さぁこれで滝は堪能し終えたし次の目的地へ…と思いきや、そこには「もっと良い景色が見られる場所がある」とウキウキの仙人の姿が。

連れられるままに道なき道を登って行きます…。これは正規ルートなのだろうか…。

その先に待っていたのは――

木を通して滝を見られるスナップスポット!

それにしても角度と高さ、周りの風景が違うと受ける印象が全く変わることがよく分かります。

六十尋滝と冬の緑と裸の木と仙人と。絵になるなぁ。

ギリギリまで近寄って滝の着水点の撮影も。
「良い滝行ができそうだ」と専らの評判でした。確かに理想的な水量と見た目だったかも笑

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