覚える前に使うことで"見せかける"
語彙力を磨くシリーズです。
気になった言葉を使うということ
参考書で覚えた言葉を使うのは難しいということ
この2つを書きましたが、僕が語彙力を磨く方法を書いてはいませんでした。これだけ読んでも「まぁ普段から頑張れ」以外は分からないという状態。
今回は前2つに比べて少し実践的な内容になります。
インターネットの力は偉大という記事です。
今回は話し言葉というより、書く時に利用できる方法です。
少し経ってくるとそれが転じて話し言葉に応用されます。
その理由を書いて行きますので、よろしければ参考にしてみてください。
ネットで「調べて使う」ことを実践する
まず始めに、僕はこうして文章を書いていますが、特に語彙が豊富だとは思いません。ただ、語彙を「豊富に見せる」方法はちょっと知ってます。
それはインターネットのパワーです。
ネットの海は無限の広さ。画面だけ見てれば世界中の叡智が使いたい放題さ。
僕はこういう記事を書く時に、同じような表現が重複しないように極力気を付けています。ただ、同じようなことを言いたいシーンが1記事内で多発してしまうことは珍しくなく、そういう時は毎回困ってしまいます。
困りながら検索窓を開きます。
そしてこう入力するのです。
「○○ 同義語」
「○○ 言い換え」
「○○ 難しい言い回し」
「○○ カッコイイ感じの表現」
何か出てきます。
出てきた何かを使って下さい。
気になった言葉はすぐに使って下さい(別記事を押しまくるスタイル)
ちなみにだいたいの場合上2つで完結します。
このように検索した言葉を使うことにより、ネット上では豊富な語彙力を偽装することができます。僕はTwitterに投稿する時も困ったらこれをやります。見栄を張るのが得意です。
実際問題、作家さんなどでも感情類語辞典や難読漢字選び辞典 (ことば選び辞典)呼ばれるものを利用して文章表現のバリエーションを増加させている方も沢山いらっしゃり、言葉を扱う者が武器を持って、自分の頭の中にはない言葉を奮うのは極めて普通にあることです。
特にこだわった執筆活動などをしていない方であれば、ネットの力を使えば十分と言えるでしょう。
お仕事でも何の資料も持たずにお客様に自分の商品を売り込むのは難しいですよね。人の記憶より目の前にある資料と知識を利用するというのは社会人であれば普通のこと。学生まではカンニングは悪ですが、大人になれば全試験「資料持ち込む可」が当たり前ですからね。
文章を書く時も、その社会常識は積極的に利用して行きましょう!
ですが、これ、ただ見て使って終わるわけではないんです。
経験上、こうやって調べて使ってみた言葉が知識として物になって行く可能性は高いです。
他記事でも紹介していますが、目に留まって使ってみようと思える言葉は、自分の頭の中で処理できるレベルであることがほとんど。それはネットで「使おうと思って見つけた言葉」も例外ではありません。
それに加えて、今正に使いたくて困っている&その場ですぐ使えるという状況が加味されて、より高い脳への定着率を誇ります。
結果としてこういうことを繰り返して行っているうちに、調べなくとも使える言葉のバリエーションはどんどん増えて行きます。なるべく早く沢山の言葉を覚えて使えるようになりたい!という人ほど色んな言葉を調べて使ってみてほしいですね!
まとめ
以上がインターネットを駆使して言葉を振るう方法です。
最初はこうやって覚えた言葉を口から喋って使うのは難しいかもしれません。でも、書いて覚えた言葉は必ずどこかのタイミングで口をついて出ることがあり、それがそのまま話し言葉の語彙に気付いたら加わっています。
調べて使うというのは、最も早く使える言葉を増やしていく方法だと思います。こういうことを「ズルしている」と思わず、「自分は今正に成長しているんだ」と考えて言葉を使っていくと楽しくなりますよ。
「思いつかないから思いつく言葉で何とかする」と諦めないで、調べてみるという方法を取るのはとても良いと思います。調べる方法を理解すると、言葉だけでなく、様々な足りない知識を補うことができますからね。
是非実践してみて下さいね!それでは!