ニュース考察

Twitterは「閉じて完成されたSNS」になった。皆「今いる人達と一緒に死んでいきたい」と思っている

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何となく、Twitterをやっていて思うこと。

もうTwitterで「新しい人と繋がりたい」と思っている人はあまりいないのではないか。

以前はTwitterで呟いているとわずかながら興味を持ってフォローされたり、それを返したりということがありましたが、最近はめっきり減ってしまったような印象。

毎日ツイートをしていても誰かにフォローされるということはなく、またフォローしても返されないということが昔より増えた気がします。そのせいもあってリフォロー狙い(フォロワー稼ぎ)で色んな人をフォローする人というのも減った気がしますね。

ですから新しいアカウントを作ってそのフォロワーを増やすというのがかなり難しい。フォローしまくっても返ってくるフォローは本当に極わずかで、ゼロからツイッターを始めるというのは敷居が高くなっているのではないかなぁと。

もちろんこれは僕らアラサー世代の話で、もっと若い世代やインターネットにどっぷりではないタイプの人達にはまた違った文化があるのでしょうが…。なんか和気あいあいとした雰囲気というのは昔ほどないように感じています。

ただそれは過疎になって砂漠のような空気になってしまったということではありません。

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皆が皆「今いる周りの人達」が大事

今のTwitterは良くも悪くも「落ち着いた」というイメージでしょうか。

つまり、もう今あるコミュニティの規模で満足している人が圧倒的に多く、今の関係性の継続を願ってTwitterを使っている人ばかりになったのだと思っています。

今できている関係性以外でフォローを拡げようとするなら、有名人であるとか絵を描いている人とか、相互フォローの関係性ではなく一方的に愛を向けられる存在を求めていくという感じ。

同じコミュニティに属していても自分の好きなものは日々変化して行くでしょうから、その欲を埋めてくれる人を探して眺めていればそれで解決。それが「人間関係」にまで至ることはあまりないというところ。

だから昔に比べて「#RTした人全員フォローする」「 #○○と繋がりたい」 といったハッシュタグを見ることもほぼないですし、これらを使う人もフォロワーの数を増やしたいだけの人が大多数というイメージ。

結果的に現在のTwitterは、交流&情報獲得ツールとして「閉じて完成されたSNS」になってしまったのではないかと思います。

新しい人達はインスタとか行きますからね。

シンプル故に「やめる理由がない」SNS

だいたいこのような状況になると、ユーザーの飽きが来たり、それを打破しようとする運営の迷走から特定のSNS離れが深刻化することが多いです。その最たる例が一世を風靡したmixiですね。

Twittterも度々運営の動きが問題視されるものの、取り分けユーザー離れを迎えるような事案はまだ起きていません。その背景にはTwitter特有の圧倒的な強みがあります。

そもそもTwitterは短文投稿と即時性に特化したツールであり、やることは昔からずっと変わらずシンプルです。もう10年以上続いていますね。

そのおかげでクライアントや専用アプリも膨大な数生み出されており、自分好みのスタイルでTwitterを楽しめる環境を整えられるのが特徴。Twitterというツールに対する不満を持っている人はかなり少ないと思われます。

手軽で気軽で常駐できる。使おうと思えばヘビーに使うこともできるし、全く触らなくても問題ない。そういったゆるいスタンスで使い続けられるのがTwitterの魅力です。

それで長期安定した展開をしている上に、そこに完成したコミュニティができているとなれば、多くの人にとって「Twitterをやめる理由がない」というのが正直なところでしょう。

別に他のSNSを始めてTwitterを疎かにしても、皆同じようなスタンスで使い続ける選択はしている。じゃあ自分も同じように使って行こう。

だから無くならない。
致命的なユーザー離れも起きない。

そしてTwitterに似た代わりのSNSが生まれることもない。そこで新しく始め直すくらいなら「Twitterで良いから」です。過去に出現した「マストドン」なんかが正にそうでした。今後どうなるかはまだ分かりませんが…。

こうしてTwitterはドームやシェルターのような独自空間を維持したまま、ここの中から外に出ないまま死んでいく人達を獲得していると思います。皆「今いる人達と一緒に死んでいきたい」と思っている。運営に劇的な大きな変化がなければ、Twitterの空気は維持され続け、ネットの海の一区画に永遠に鎮座することになるのかもしれません。

故に断言できます。

Twitterは2019年現在の状況を持って、完全に動きを止めつつあるということを。

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まとめ

完成したと言ってもTwitterに問題がないわけではありません。むしろ今の段階で完成してしまったからこそ問題があります。

具体的に言えば資金面。
今のままの体制を維持しているとTwitterはお金を稼ぐことができず、文化ごと滅亡します。赤字でい続ければ誰も管理しなくなって潰れる他ありません。

ですから、この完成状態が維持され続ける保障はありません。Twitterには今後何らかの変革が起き、それが裏目となって崩壊して行く危険性がまだまだあります。

今の完成されたSNSを維持しているのは、運営側が身銭を切り続けているからということを忘れてはなりません。

お金を稼げないにも関わらず、SNSとして閉じて完成されてしまっていることは、運営側からすれば致命的な停滞状態。何かしらの方法で打破して行かなければならないのです。

今はその過渡期であり、乗り越えて行かなければならない最も大切なタイミングにいると言えます。ここでの舵取り1つで、Twitterはバランスを乱して一気に崩れて誰もいなくなるかもしれません。逆に上手く方向転換ができれば、完成状態である今いる人達が離れて行くことは、数十年単位で起こらないと言っても過言ではないのです。

ライフスタイルの中心にTwitterがある。
そんな人も少なくない時代です。

いつまでもこの平和な状態が続くことを願いながら、我々はまだまだTwitterを使い続けて行きます。

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