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『キンプリSSS』3話感想 タイガの成長 魅せろ"皆のための"プリズムショー!

投稿日:2019年3月7日 更新日:

最新作劇場版&TVアニメシリーズ
『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』公開記念!
『キンプリSSS』『スッスッス』の感想記事。

最速上映参加の勢いで1話ずつガッツリと。

3話はストリートの新星 香賀美タイガ!

祭りは俺の中にある!

前作『キンプラ』でも大活躍したタイガ君。カヅキ先輩との分かりやすい関係性や純朴なキャラ性で確かな人気を誇る彼。PKCを経験した彼がどのように成長しているのかを楽しみにして、新作を待っていた方も多いのではないでしょうか。

エーデルローズ新入生組では主人子の一条シンを除き、既に3Dプリズムショーが存在していた数少ないキャラクター。プリズムジャンプの妄想も膨らみますね。そして2話のユキノジョウのプリズムショーを見ているからこそ、俄然期待が高まります!

3話もネタバレ有でしっかり書かせて頂きます!

手加減しねぇぜ!READY SPARKING!

これまでの香賀美タイガ

分かりやすい関係性とキャラ性が人気のタイガ君。人気投票で上位を勝ち取ったことで『キンプラ』でアレクと肩を並べ激アツなプリズムショーを披露するなど、出番も多いキャラでした。

とは言いつつも、伝説の高速掌返しで腹筋を持って行った初作において、何故カヅキに怒っていたのかも謎なまま(どのタイミングでカヅキと知り合うとあのような反応に?)だったり、出自や行動理由などはどちらかと言えば不明瞭なキャラクターでした。

ストリート系プリズムスタァの仁科カヅキに憧れているということ以外、実はよく分からない。あくまでもカヅキ先輩とセットで輝いていたわけで、まだ彼自身の個性というものはさほど多く見れていなかったと思います。

だからこそ、新作は香賀美タイガ個人のパーソナリティを見れる初めてのチャンス。青森県出身という設定が異彩を放っていましたが、そのような資料集などで事前に公開されていた内容はしっかり回収してきます。

見てみたいものがほぼ確定していたユキノジョウと違い、色々な意味で意外な展開が多く見られたタイガ回。

PKCでの決死の活躍から一転、彼らしい人間味溢れるシナリオを語ります。

家族とのやり取りから見える香賀美タイガの根元

シリアスに全振りし、2話にしてクライマックスの様相を見せたユキノジョウ回から打って変わって、3話は全体的にコメディタッチの作風が印象的だったと言えます。前作でシリアスな方向性の活躍をしてくれたタイガにこういった話を担当してもらうのはバランスも良く、作品全体で見ても良い選択だったと言えるのではないでしょうか。

2話はあまりにも茶化しにくい空気だったので、初見で「これ応援上映できないだろ…」と思ってしまったのですが、3話はそういう意味でも親しみやすい話。1話以外何も言えない応援上映になるかもしれないと正直身構えておりましたが、その辺りも「劇場版一章」としてしっかり考えられていましたね。

穏やかな雰囲気ながらも押しの強いTHE田舎堅気という雰囲気の家族から、タイガという人間が見えてきたのが良かったです

ストリート系にドハマりするお母さん(どうにも理由がある様子…TV視聴勢の方は数話先をお待ち下さい)と勝手に願書を送るミーハーな姉という典型的なドルオタ家族に言われるがままにされるという「いかにも」な分かりやすさ。

全体的にふんわりした家族なのに父親だけが厳しいというのもポイント。男親に影響されやすい反抗期の息子が少しやさぐれているというところまで含めて何となくリアルな家庭環境が描かれています。だからこそ外面があれでも根が優しい少年なんですよね。

何だかんだ言って親戚の(聞いたことあるような声の)子供に懐かれていたり、面倒臭そうにしながらも子供決して邪険にしないところから、タイガの真面目さと優しさが垣間見えます。

親子関係や家庭環境からキャラクターの本質的な部分に迫っていくのは『プリティーリズム』から続くこの作品の奥深さでもあります。ユキノジョウのようなお家事情が絡む家庭だけでなく、タイガのような一般家庭でもその部分を余念無く描写してもらえるのは、作品全体への信頼感に繋がりました。

実家とアルバムという分かりやすい要素で無理なく彼の過去を辿ることで、幼少期からの家族関係をしっかり見せることに成功しています。短い時間でタイガという人間の根本的な部分が確立されて行く流れは実に心地いい。家族との関係性を大事にすることでシリーズの系譜も感じさせてくれる文句のない構成に。

全体的に毒気の強い親が多いことで有名なこのシリーズですが、その中で数少ない単純に幸せそうな家族に育てられた人間の1人になりました。でも何となく「家族に恵まれているんだろうな」と思わざるには得られない愛らしさのあるキャラだったので、ちょっとホッとしたというのは事実です。

晴れて得た「カヅキの大切な後輩」という立場

コメディ回でもそこはやはり『KING OF PRISM』。ただ幸せそうなゆるふわアニメというわけではありません。いよいよ紐解かれるカヅキ先輩との長い関係には、息を呑んだ方も多かったのではないでしょうか。

幼少期、親の仕事の都合でわずか1ヶ月だけ移り住んだ東京で、香賀美タイガと仁科カヅキは出会っていました。『レインボーライブ』視聴済みの方々は、物陰から高架下を覗く緑の髪の女の子が見えた時点で「まさか……」と思ったことでしょう。

後付け、と言われればそれまでですが、この演出には本当に大きすぎる意味があったと思います。それは「タイガはポッと出のカヅキ先輩LOVEキャラではなかった」ということが確実になったことです。

カヅキ先輩を取り合うと言えば『RL』のあんちゃんとわかなちゃん。彼を追い回す2人まで含めて風物詩と化してしまっていると思います。はっきりしろ仁科カヅキ。

この2人は「原作に登場している」「51話という潤沢に与えられた放送枠で積み上げた物語がある」「幼い頃からカヅキと知り合いである」という強すぎるバックボーンから、やはり特別な存在としてカヅキと共にありました。

同じカヅキ先輩LOVERであっても『キンプリ』から登場したタイガは、2人とは別枠の存在であると捉えられていた方が大半だったはずです。それがこの過去演出によって、彼は紛れもなく「あの場所にいた1人だった」ことが確実になったのです。

このエピソードは香賀美タイガはあの場に揃うべくして揃う存在だった。仁科カヅキにあの2人と同列に扱われる存在だったと決定付けられた瞬間です。カヅキという競走相手の多いキャラクターを自身の依代にしていたタイガにとって、他の人達と「並び立てた」ということは何より大きな価値のあることだと僕は思いました。

生まれた場所や時代 男女じゃなくて
ただSOULで繋がれ
Your Wonderful Day

カ、カヅキさん…!
「FREEDOM」の歌詞が全てを象徴している…!

もちろん掘り下げられた話の数や物理的な時間ではまだまだ敵わないかもしれませんが、物語における「カヅキにとって昔から続く大切な後輩の1人」という事実はもう揺るぎません。良かった…良かったなぁタイガ…。

ちなみにこれらの記述は「恋のライバルが増えた」という意味で書いているわけではありません。悪しからず!

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