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アニメ『FGOバビロニア』第4話感想 藤丸立香の葛藤 立ちはだかる自称ジャガー

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特異点にレイシフト後、大きな戦闘もせずウルクでの日常を楽しむ藤丸達の姿が描かれた3話。この4話では引き続きウルクで雑務を続ける中で、少しずつ変化し始める物語が展開されました。

ウルクでの出来事の他、過去の特異点で起きた事情も語られた今回は、今後の話を楽しむ上で理解しておきたいポイントが複数あるエピソードとなりました。

改めて振り返り、押さえて行きましょう。よろしければお付き合い下さいませ。

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謎の老人との出会い

3話から変わらずウルクでの雑務をこなし続ける藤丸達。
王からの命も来ないまま「ここでの生活も慣れてきた」と感じつつある折、路地裏で1人のくたびれた老人と邂逅します。

こういった世捨て人さえ放っておけないのが藤丸立香。
自分のできる範囲で手を差し伸べようと、持っていた食料を彼に手渡そうとするのです。

「…言われのない憐憫は悪の一つであり、慚愧もまた悪の一つ」

そんな彼からの慈悲を受けて唐突に口を開いた老人から出たのは、感謝の言葉ではありませんでした。要するに「余計なお世話は身を滅ぼす」的なことが言いたいのでしょう。それにしてもなんて胡散臭い声。絶対ラスボスだ。

「…だが、その心遣いには感謝する」

小難しいお小言を述べた上でしっかり食料を受け取るなかなかな爺さんは、その礼として藤丸達にある助言を授けました。

「これよりウルクには三度の嵐が訪れる…」

荘厳な表情を浮かべ、強い言葉を突きつける老獪な姿は、先ほどまで地べたに腰を下ろしていた老人とはまるで別人のよう。そして彼が語り始めた"嵐"という単語。これは言葉通りのものを指しているわけではありません。

憎しみを持つ者に理解を示してはならぬ」
楽しみを持つ者に同調してはならぬ」
「そして…苦しみを持つ者に賞賛を示してはならぬ」

3つの嵐とは即ち、3人の神々のこと。
これから藤丸達が戦っていく三女神同盟、その一柱一柱と戦う上での心構えを遠回しに伝えて行ったと捉えるべきでしょう。

「ゆめ忘れるな。その神を相手に人道を語ることこそ――」

感情を優先し、困っている者を助けずにはいられない、迷っている者に理解を示さずにはいられない。そんな彼らの在り方を持って「神にそのような人間的な対応をしてはならない」と、謎の老人は冷徹かつ現実的に告げて行きます。

「――愚かである」

そう言い切った刹那、突如として吹き荒んだ風に藤丸達が目を晦ませると、最早そこに老人の姿はなくなっているのでした。

数々の修羅場を経験してきた藤丸達であれば、彼が「ただの人間ではない」ことくらい察しがつくでしょう。だからこそ、彼らは即座に「彼の言葉を信用した法が良い」という共通認識を得ることができたはず。

心配そうに声をかけるマシュに対し、老人の話を踏まえて藤丸は一言だけ端的に切り返します。

「このウルクに…嵐が訪れる…」

本当に分かっているのか?

いやさっきそれ言ってたから!リピートアフターザオールドマン!幾らシリアスな台詞とは言え、この繰り返しの台詞には流石に突っ込まずにはいられない。

いやもちろん全てを理解した上で"嵐"の一言を用いたのでしょうが…!何か他に良い感じの台詞は用意できなかったんだろうか…。

しかして、この老人の存在と言葉は物語の大きな鍵を握るものには違いありません。よく記憶しておき、今後の物語に備えて行きましょう。

藤丸立香の意志

4話ではここに至るまでに藤丸達が歩んできた物語の重要シーンも展開されました。

最序盤で敵の謀略にハマり、命を奪われたカルデアの前所長オルガマリーの最期。冒険と宿命が始まった時、最初の特異点で出会った天才作曲家サーヴァント アマデウス(モーツァルト)と、まだカルデア以外の世界を知らなかったマシュとの会話など、彼らの大きな成長を促したポイントが細かく拾われています。

中でも人理を焼き尽くし、このアニメと今までの物語を通した全ての諸悪の根源である魔術王と藤丸の会話は、主人公である彼らの戦う目的を明確にする上で欠かすことができない情報だと言えます(もっとも完全初見の方がこの情報で何かを理解できるかと言われると微妙ではある)

「…ふと思うことがあるんだ。俺の選択は、正しかったのかって」

それに合わせて、原作では選択肢以外の台詞がなく、定まったキャラクター性が存在していない主人公である藤丸の胸中が語られるシーンもありました。この『FGOバビロニア』の主人公である藤丸立香は、原作の主人公から派生したオリジナルキャラとしてここに在ります。

「覚悟なんて初めはなかった…」

ただの一般人枠としてカルデアに招へいされた、何の素養もないマスター候補。運良く1人だけ生き残ってしまった彼が背負うことになった人理修復の宿命。

「ただ、俺がやるしかないって無我夢中で走ってきたけど――」

才能も何もなく、与えられた時間もなく。
ただ「他にできる人がいなかった」という理由で選ばれて、否応なく戦地に立たされた。そんな中で何かを考えて自分の意志を持って行動するなんて余裕はなかったのかもしれません。

「――守れなかった人は…いる」

それでも彼は自分達が経た戦いの中で、散って行った命に気を配っていました。その気持ちだけを武器にして前に進んできた。だからこそ、自分の選択の正しさに自信を持てないこともあるでしょう。

そんな彼にマシュは凜とした視線で答えるのです。
アマデウスから教わった「君が世界を作るんじゃない。世界が君を作るんだ」という言葉を胸に。

「だから…先輩が選んだ答えがきっと正しいんだと思います」

失われた世界を取り戻すそうとする藤丸の選択が、新しい世界の礎になるのであれば、それはきっと正しいものに違いないのだと。世界がそれを望んでいるのなら、藤丸は正しい選択をしているはずだと。

「私はその答えを信じます」

燃え盛るカルデアで唯一生き残ったマスターと、デミ・サーヴァント(半英霊)であるマシュ。諦めず手を取り、マスターとして2人で進むことを選んだあの日から、彼らの進むべき道は決まっていました。

彼女の言葉で迷いを吹っ切った藤丸立香。
原作通りの設定で原作にはない存在…この作品の主人公である1人のキャラクターとして、英雄達と共に歩みを進めます。

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ギルガメッシュからの王命

数多の雑務を乗り越えた藤丸達は、ついに王との再謁見の許可を得ることに。

口では滅茶苦茶言いながらも、認めたからこそ自分の前に立つことを許している金ピカ半裸の王様は、藤丸達にウルの調査を命じます。

それと同時にギルガメッシュ王の持つ聖杯が、特異点を形成する聖杯とは別物であることが分かり、事態は混迷を極め始めました。それでも現地人最強の存在に認められたことは、今後のウルクで活動するに辺り大きな収穫です。

ここぞとばかりに最大戦力で行きたいところですが、残念ながらマーリンとアナ以外のサーヴァント(短期間で"牛若"と呼ぶほどに親しくなったらしい)は同行できず、少数精鋭でウルの町に向かうことに。果たしてマーリンは役に立つのか。

あるはずのない謎の密林

ベラベラと魔獣についての蘊蓄を語り出すマーリンを尻目に歩みを進める藤丸達。

ウルクで生活する中で、マーリンについて「まともに相手をしてはいけない存在」という共通認識が育ってしまったようです。哀れロクデナシ。でも彼の喋っている魔獣の情報は、三女神同盟と戦う上で結構重要な内容なので、ちゃんと聞いておいた方が本当は良かったりして…。

ウルの街へ向かう途中には謎の熱帯雨林が展開されており、マーリンがバテバテに なるほどの異常なエーテルが渦巻いている様子(ただ暑さに弱いだけかもしれない)

そもそも古代バビロニアにアマゾンを思わせる空間が展開されていることが不自然であり、この環境自体が異常事態そのもの。ウルの街で起きている異変はこの現象とセットと考えるべきでしょう。

道中で"ジャガーマン"を名乗る意味不明な女性?と出会ったり、マーリンが無限に騒がしかったりした気がしたが、とりあえず保留にしておこう。

救援を拒否するウルの人々

魔獣さえ一切出現せず、ただひたすらに鬱蒼としたジャングルを抜けた先には、すぐ目的地であるウルの街がありました。

緑に浸食を受けているものの、街は活気づいていて問題はない様子。人々も元気そうで出迎えもしてくれる、至って良好な状態です。

しかし王命に沿って街への救援派遣を提案するも「ウルの街はとても安全である」という理由で、それだけは何故か断られてしまいます。この非常事態、支援は多ければ多いほど良いはずなのに、街の人達は強情です。

そこから何かを感じ取ったのがあのマーリン。

「明日、街の人達を集めてほしい。話があるんだ」

久々に真面目な顔を見た気がするぞぅ!

花の魔術師の弁舌

翌日、マーリンは救援を拒否した理由を街の人達に問い詰めます。王命である以上、その内容を持ち帰る王に伝える義務があるからです。もちろん筋が通った行動ですが、マーリンが真面目な顔をしているということが既に筋が通っていない。

"森の女神のルールを守っていれば"、ウルの街は安全である。彼らはそう話すのです。密林が魔獣を遠ざけ、彼らの身の安全を保障してくれると。ならば、その加護の中から出ずに生活すれば良いだけのこと。

しかしそれは逆に言えば、自分達の安全のために「他の都市を助けない」選択でもある。自分達に余裕があるのなら、外に出て戦う、他の都市に救援を送るなどの奉仕活動に従事することもできるはずです。

なのに、彼らはそれをせずに自分達のことだけを考えている。マーリンは彼らの感情を逆撫でするように、そう皮肉るのです。

そのマーリンの弁にまんまと乗せられ、「できるものならやっている」とだけ返した長と思われる女性。そこからマーリンは、その先に「森の女神のルール」が存在していることを察します。

「ご理解頂けましたか…」
「えぇ分かりましたとも! 無抵抗であれば生き永らえる。諦めの常套手段です」

その弁と状況に一定の理解を示し、ウルの街が檻に閉じ込められることで飼い慣らされていることを把握したマーリン。であれば、無力な一般市民である彼女達が何もできないのは当然のこと。この話は一度持ち帰り、王の下で次の手を揉む必要があります。

「それで――」

これで任務は終了。
再び安全なジャングルをハイキング…とはなりません。

住民の決断 理不尽な選定

「――生贄は何人?」

街の人を一同に介させたのは、今の街の現状を正確に把握するため。恐らくマーリンには最初から察しがついていて、その可能性を潰すために最適な行動を取ったのしょう。何だかんだ言いつつも、彼は全ての"現在"を見渡せる千里眼の持ち主。グランドキャスターの資格を持つ男。頭は相応に周ります。

戦闘がないはずのこの街で、あまりにも偏った男女比。残っているのは老人と女子供がほとんどで、若い成人男性の数が異様に少ない。これは「女神に生贄を取られている」とするのが妥当です。

街の全容を見透かされた"生き残り"達は口々に叫びます。

「生贄は必要な存在だ」「皆合意の上で選んでいる」「1日1人差し出すだけで良い」「よそ者に何が分かる」「無力な人間にはどうすることもできない」

論理的に考えれば彼女達は決して間違ってはいない。
けれどそれは、自分達が選ばれない存在だと分かっているからこそ言えること。先に選ばれた人達のことは何も考えていない。決める側の人間は、決められる側の気持ちを考えて「論理」を生み出したりはしないのですから。

その理不尽な切り捨てに、善意の塊であるマシュは激昂。結果的に話し合いの糸口を失ったものの、藤丸も「自分も同じ気持ち」だと彼女を責めることはしません。

「ニャッハハハハァー! その心配はにゃい!!」

そんな失意に溺れる藤丸達の頭上から降り注いだのは、ふざけたテンションでふざけた声、ふざけた格好の女性。

密林で出会ったあの"ジャガーマン"です。

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ジャガーマンとの戦い

「生贄を殺すとか時代遅れと怒られた!」

とりあえず良かった?いや良くはないか。引き渡された生贄(暫定)はエリドゥ神殿で強制労働を押し付けられているものの、酷い目に遭っているには変わりない。

それより、目の前に立っていたあの奇妙奇天烈の面白女性が実はなんと女神だった!衝撃!この国で出会う女神には今のところロクな奴がいないな!

その名はジャガーマン。
別にふざけているわけではなく、本当に存在するジャガーの戦士の神霊。

中南米を中心に広く信仰されている「戦い」と「死」の象徴。どちらかと言わなくても最高に物騒なバトル寄りの神。何故こんな姿なのかは今は触れないでおこうではないか。

「森の守りがある限り、我ら太陽は無敵なり!」

中南米と言えばアマゾン。彼女が現界していることが、ウルの周囲に密林を生み出していることと大きな関係があると見えます。そして「ククるん」と呼称された存在と共にあるようで、話しぶりから女神たる彼女よりも更に高位の存在なのは間違いなさそうです。

「つまり何が言いたいかと言うと…」

ふざけた態度から真面目な雰囲気の台詞。
この街を救うためには、この神霊との戦闘を回避することは敵いません。

「お土産の一つでも持ってきやがれ! べらんめぇ!」

かくして今週のバトルパートがスタート!神霊相手に3人(実質2人)のサーヴァントで挑みます…!

「戦い」と「死」を司る神霊

ふざけた態度。ふざけた台詞。ふざけた動き。

場の空気を乱しまくる存在でありながら、その攻撃の激しさは尋常ではない。スピードと物理攻撃の重さだけなら、過去に登場した全てのキャラクターを上回るほどの動きと演出です。

アナのあらゆる攻撃をいなして回避し、とてつもなく重い打撃を撃ち込む彼女の顔は、言葉とは裏腹に狂気と戦意に満ち満ちた瞳をしています。戦いと死を司る神霊の名は伊達ではないということ。

盾の英霊であるマシュでさえ彼女の攻撃を受け流すことは敵わない。守るので精一杯であり攻撃に転じることができません。バックアップに回る藤丸も、本作の戦闘で初めて魔術的な支援すら行えませんでした。

為す術なく一方的に殴られる2人のサーヴァント。
そんな状況を見かねて、いよいよマーリンが口を出します。

「あれはああ見えても神霊。れっきとした神の一柱だ」

神性を持つサーヴァントには、同じ神性を持つサーヴァントでないと立ち向かえない。つまり今のメンバーでは勝つことができない。

そして現状を鑑みても、とても敵う相手ではない。

「藤丸くん…決断を」

だとしたら今の藤丸達にできるのは…ここで得た情報をウルクに持ち帰りギルガメッシュ王に伝え、新たな作戦を練り直すこと。より強力な戦力を得て、ジャガーマンに立ち向かうことです。

このままでは討ち死には確実です。
"未来"に勝てる可能性があるなら、ここは絶対に戦略的撤退を選ばなければならないのです。

「……俺はまた…! 街を…ウルの人達を…見捨てて…!」

しかしその決断は"現在"のウルを見捨てるということに繋がります。目の前で苦しんでいる人達がいるのにそれを助けず、自分達だけが外に生き永らえる。それは、自分達が否定したウルの街の人達の行動と一体何が違うのだろう。そう思ったのかもしれません。

何より彼は今までもそうやって生き永らえてきた。何もできない人間だから、沢山の人やサーヴァントに守られて、どうしようもない状況を乗り越えてきた。

その無力感を何度も何度も味わって逃げ出すことへの葛藤が、まだ藤丸の中にはありました。

「マスター! 選んでください!」

その藤丸の葛藤を理解するマシュは、叱咤激励の意図を込めて彼に短く檄を飛ばすのです。

「私はマスターの選択を信じます! だから…!」

決して彼の在り方を否定せず、それでいて今本当に取るべき選択を彼がしっかりと実行できるように…今できる彼女の全力を持って、藤丸立香に寄り添います。

マシュの想いを受けて、彼が導き出した"選択"は――

「…撤退だ! マーリン!」

心優しき世界で唯一のマスター

目的実行のために最善を尽くす。
感情よりも理性を優先しなければならないタイミングを、藤丸は何度も経験してここに立っています。それは今までも、そしてこれからも彼の前に苦難となって立ちはだかることでしょう。

「貴方はこれまでの戦いで、誰かを犠牲にすることに慣れていると思っていました」

マーリンの実行した転移魔術の先で、アナは意外そうに藤丸の在り方についての感想を漏らしました。彼女の中での人間とはそういう生き物なのだろうし、ごく一般的な話をすれば、そうなるのが自然だろうと僕も思います。

「慣れないよ」
「……!」

ですが彼は藤丸はそうではない人間だった。
幸か不幸か、世界で唯一のマスターとなった男は、そういった割り切りを絶対にできない性格をしている、純真無垢な少年だったのです。

「何度経験しても慣れない…」

どんなに必要なことであっても、最善で最適な回答だったとしても、"見捨てた"と"犠牲にした"という事実は変わらない。たとえ自分が生き残らなければならない存在なのだとしても、彼らを踏み台にして良い理由にはならない。

そう思えるから、彼はこれまでの旅を乗り越えてここに立っています。

「だから…次は絶対に助けなきゃいけないんだ…!」

強い意志と大きな覚悟を持って藤丸立香は歩みを進めます。ウルクでの主たる目的とは別に、果たさなければならない戦いができたから。

ウルの街を救い、次なる「密林の呼び声」に応える日まで、彼の意志は決して消えることはありません。

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おわりに

第4話は重要情報多めながら、展開その物はコメディにバトルに大忙しの一回。見ていて飽きない非常に純度の高いエンタメ作品に仕上がっているなと改めて感じさせてくれるものでした。

色々なことが起きた中で、今回は一貫して「藤丸立香の感情」を軸にした話になっているのがポイント。全体的に起こったことが多い話ながらも、スマートにまとまって見えるのはそのおかげだと思っています。

なのでこの記事でも彼の想いや感情をなるべく多くフィーチャーした内容になるよう努めました。

主人公については様々な解釈がある中で、このアニメ独自の色付けも今後出てくると思います。今回はそういった部分にしっかり布石を打っていく構成に仕上がっており、1つアニメの方向性が伺える回でした。

今後とも藤丸くんの動きや台詞にも注目して見て行きたいですね。

さて5話からは、わざわざ雨樋にやってきてくれたギルガメッシュ王との新たな冒険の幕開け。物語の内容もバッチリ楽しんで行きましょう。お読み頂きありがとうございました。

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