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キンプリオタクの『あんスタ』ミリしら感想 第13話 立ち上がれ流星隊 歴史に煌めく超新星

更新日:

2クール目スタート!第14話!

Trickstarの革命後から始まる新たな物語。
1クール目で登場したキャラ達のより深い話が展開されることに大きな期待を寄せています。

そんなニュースタートを切る役目を与えられらのが流星隊。ヒーロー戦隊をモチーフにした、女の子目線に立つ他のユニットとは一線を画する独自性がある彼ら。

大いなる終わりは大いなる始まりの光。
それこそが超新星「スーパーノヴァ」。

この14話を語って行きましょう。

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2クール目から変化したもの

2クール目に入ったことで、アニメの全体的な質感にも変化が見られます。14話はそれが分かりやすく提示された回でもありました。

本編の前に、その変化の中で分かりやすかった部分について、まず触れて行こうと思います。

決意と信念のOPテーマ

2クール目に入ったことでOPテーマも変更。
タイミングとしては珍しいことではありませんね。

1クール目は夢ノ咲ドリームスターズ総勢37名による前向きで明るい、アイドルアニメらしい楽曲でした。

楽曲のテンポ感や音使いもさることながら、学院キャスト総動員(全キャラではない?)による歌唱の圧力が特徴。前のめりな気持ちや若さを感じさせる"ここから始まる"「駆け出しの曲」という印象が強かったのが前OPです。

2クール目ではOPの歌唱がTrickstarオンリーに。
革命を完結させた彼らがこの作品の中心として立ったことを伺わせる演出。14話はTrickstarが中心の物語ではないことも、彼らがOPを歌唱する意味を際立てます。

彼らが歌う新曲の「キセキ」は、アップテンポで前向きなメロディながらも、どこか裏に込められた感情…信念や決意と言ったものを感じさせる曲作りに。どことない悲壮感が漂う一曲です。

普通に考えれば、1つの大きなことを成し遂げた彼らがより前を向いて行く底抜けに明るい楽曲が充てられても良い展開だったのに、敢えてアンニュイな空気感のあるOPテーマをチョイス。

このことからだけでも、2クール目で展開される『あんさんぶるスターズ!』がより様々な感情蠢く物語であることを想起させてくれます。

開幕で「今までとは違う」ことを明確に提示してきた2クール目。スタッフの一風変わった気合いを感じることができますね。

あんずちゃん、喋る

あんずちゃん喋った。
彼女は言葉を交わすことを覚えた。う゛す!

14話内で最も今までとの違いを感じられたのは彼女の扱いだと思われます。明らかに物語での動きが活発になり、登場シーンも台詞も増えました。

1クール目ではほぼパーツのような扱いを受けていたあんずが、自立した"キャラクター"としてアニメに登場した、初めての回となったのではないでしょうか。

アプリにおける主人公の役割は窓口です。
あくまでユーザーが自己投影できる存在として用意された没個性キャラであり、取り分け目立った背景設定を用意しないのが基本。彼女はアニメにおいてもそのアプリ的な役回りに徹する形で登場した、珍しいタイプの主人公でした。

その彼女が2クール目からはしっかり1人のキャラとして自立する方向にスタイルチェンジ。1クール目にはなかったエッセンスを加えてくれています。

想像ですが、僕のような完全初見である視聴者からすれば、あんずちゃんは間違いなく投影の対象(自分は男だが)でした。彼女を通して夢ノ咲学院を知り、個性あるキャラクター達に触れて行くという構図が徹底されていたと思います。

そのせいか「マリオネット」や「エレメント」のような彼女が知り得ないはずの追憶エピソードにおいても、ナレーションは彼女が行う形式が取られていました。

1クール目を見ていれば、彼女がどのような意図を持って登場したかは多くの人が理解できると思います。それを見越した上で、2クール目では彼女の出番を増やす選択をした。

これは視聴者も彼女同様に「夢ノ咲学院に馴染んできた」だろうから、投影対象であった彼女の出番を増やすことで、キャラクターと疑似的な交流を楽しんでもらおうという試みではないかと思います。

過去13話をあんずという存在を通してみてきたことにより、2クール目から彼女が自立したことは何だか自分のことのような嬉しさもあります。

1話から彼女がこうだったらこの感慨はなかったでしょうし、原作ファンとアニメ新規の間で彼女に対する認識の齟齬も生まれてしまっていたでしょう。それはアニメ新規がアプリを触れる上での、大きな阻害要因になる恐れもありました。

ですがこの形式を取ったことで、原作ファンもアニメ新規も、このタイミングで彼女に寄せた気持ちに大きな差は無くなっていたはずです。

こういった流れを意識した創りであるならば、あんずちゃんがキャラクターとして物語に干渉するシーンは今後も続いて行くと思われます。

何だか「アニメとして完成されていく」1つの大きな区切りを見せられたようで、14話の構成的心地良さには今までにない快感がありましたね。

『あんさんぶるスターズ!』真の戦いはこれからだ。

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これまでの流星隊

ではいよいよ本編の話題へ。

今回の主人公となるのは流星隊。
熱血系キャラであるリーダーの守沢千秋を中心としたユニット。しかしながら過去登場した話では下級生の統率がイマイチ取れておらず、どこかチグハグな印象を受ける5人組。リーダーのみが戦隊ものコンセプトを貫きたいようにも見える不安定さがありました。

その一方で、DDDではfineとの対戦カードが「事実上の決勝戦」と謳われるなど、学院内では名高い存在でもあるようです。

そんな彼らが紡ぐ新たな物語を見て行きましょう。

物語の筋

Trickstarの勝利によって、目まぐるしく変わり始めた夢ノ咲学院。生徒会長である英智の下には、我先にと自ユニットの活躍の場を求める多くの企画書が届いていました。

革命後「頑張れば自分達も輝けるかもしれない」と感じたユニットが続出したのでしょう。しかしこれは、英智が五奇人を破った直後の状況と概ね大きな差はないと考えられ、"歴史は繰り返す"不穏さを感じさせる実情でもあります。

その中で千秋が発案した一際大きなヒーローショー企画「スーパーノヴァ」は、英智に口頭で「ボツ」と一蹴されてしまうことに。

相変わらず決定にドライな生徒会長殿ですが、この時「君達だけを特別扱いできない」と言っていることから、彼らが逆に「特別扱いされてもおかしくない」と思われるような立場であることが伺えました。

困った千秋はプロデュース科のあんずを捕まえて、企画書を練り直してもらうことに。その結果、千秋の書いた企画書が小二の落書きノートにすぎない代物であったことが判明。

企画意図どうのこうの以前の問題な気がしますが、そう思うとあの落書きに目を通した上で判断を下したとしか思えない発言を繰り返す英智は、あらゆる意味で彼を"特別扱いしていない"とも言えます。ストイック。

あんずの力を借りしっかりとした企画書を完成させ、「単なるヒーローショー」を「ライブを内包したアイドルとしてのドリフェス」に仕立て直したことで無事企画は成立。

晴れて「スーパーノヴァ」は開催に漕ぎつけることができたのです。

キャラごとの心情

あらすじを確認したところで、キャラ1人1人にフィーチャーしてこの物語を紐解きます。

歴史を背負う者 守沢千秋

登場するだけでSEの量を3倍にする男。

「千秋は考えなしの愚か者だけれど、馬鹿ではない。期待しているよ」

英智のこの言葉通り、本人は直情的で突っ走るタイプで、自分で考え何かをまとめて創り上げる才があるようには見えません。

しかし、英智に頭ごなしに否定されてもそれを突っ撥ねず受け入れた他、その後企画書を自分で練り直さずに、即その地力を持つあんずの力を借りることを選ぶなど、自身に自惚れず、意固地にならない聡明さがあります。

DDDでも朔間に乗ってfineを消耗させることに一役買うなどの前例もあり、戦局や状況をよく見て判断し、最良の選択を取ることができる機転の良さを持っているのが分かります。確かに「(表面的には)愚かだが馬鹿ではない」というのは言い得て妙なキャラクターです。

この14話で英智の口から「流星隊は学院最古のユニットである(と言われている)」という情報が語られ、彼らが学院内で特別扱いされている理由も判明しました。

物語の展開から察するに、千秋は現流星隊のリーダーではありますが、彼が創設したユニットではないようです。恐らく彼も今の下級生達と同じように、誰かに誘われて流星隊に入ったのだろうと思える描写が後半には多くありました。

彼がその先輩諸氏の志を受け継いで現流星隊のリーダーとしてあるのなら、その後ろを歩く後輩達に同じものを伝えて行かなければならない。それが守沢千秋の責任であり使命である。今回の彼からは、そんな強い心意気が感じられました。

英智が最終的に企画書を通した理由が「下級生が目覚めるライブ」であったことなども、この解釈の裏付けになると思いました。英智は過去の流星隊や千秋についても、一定の知識と理解を持った上で判断しているとも取れましたね。

ショーの最中に嬉し泣きをしてしまったのも、自身がそれを確かに伝えられていること、それを受け取ってくれる後輩達がいることへの様々な感情が表出したからだと思っています。自身がそういう存在でありたかったという願いもありそうです。

千秋の過去に何があったかは分かりませんが、付き合いが長そうな気配がある深海奏汰の弁から察するに、元々結構ネガティブな人だったのかもしれないし、今もそうなのかもしれないとも思いました。

そういった背景も知れる日が来たら良いと思います。

「お!流れ星だ!何を願う!?」
「俺は可愛い彼女にお弁当を作ってもらいたいなぁ!」

超良いと思うぜ。

流星隊の歴史

色物でありながら最古のユニットという異色の設定を持つ流星隊。一般的なイメージで言えばUNDEADとかが座りそうなポジションに彼らは座っています。

確かKnightsも相当な古豪だという話でしたが、流星隊は"と言われている"という物言いから察するに、結成時期が不明確なほど古いユニットなようです。実際の歴史で言えば300年くらい前からあるのかな。

憶測ですが、英智の革命以前の夢ノ咲学院は"個"を重んじる風潮が今以上に強かったことから、ユニットを組むこと自体の意義が極めて希薄だった時期があるのかもしれません。

そういった時期に敢えてユニットを結成するとしたら、相応の理由が必要。そして「正義のヒーロー」という主に5人組をステレオタイプとするコンセプトでの活動は、十分ユニット結成の理由に該当します。

だからこそ流星隊は「学院最古のユニット」として結果的に存続していると解釈できます。

些末な余談ですが、ちょっと「こういうのはどうかな」と思ったので書き添えておきますね。

千秋最高の理解者 深海奏汰

デカすぎる噴水。
雨の日だって噴水に棲む男。実質カエル。テンションはウーパールーパー(※イメージです)

後輩に「変人だと思われている」という自覚があるにも関わらず、噴水に棲むのをやめないのは流石三奇人の1人というところ。現三奇人は棺桶吾輩ジジイに生物学上日々樹渉に実質カエルだから流石にアクが強すぎる。確かにこだわりドール趣味とちょっと魔術使えるくらいのレベルで一緒にされたらかわいそうだ(滅茶苦茶言う)

度々現れては交友関係の広さを感じさせる鬼龍さんが今回も登場。鬼龍と深海との会話から、千秋と深海は"夫婦のような関係"であることが示唆され、深海自身「千秋とは夫婦ではない」としながらも、その関係性の深さを否定することはありませんでした。

流星隊周辺では千秋の真の顔を知っている唯一の人間であるようで、きっと彼がリーダーとして毅然と振る舞えているのには、内部に深海が存在していることも大きいのでしょう。

マイペースでおっとりながらも、アイドルとしてのパフォーマンス力は一流であることも今回判明し、奇人の名は伊達ではないことも分かりました。脚が長いですね。

しかしながら、今回は千秋との関係性の深さを匂わせるに留まり、具体的な過去や彼個人のパーソナリティは未だ不明なまま。流星隊の縁の下の力持ちとして、進んで千秋に協力しているのは確かな、好感触なキャラクターという印象を出ていません。

今後より千秋と深海の過去にスポットが当たる話も見てみたいと思いました。

ちなみに前回登場時、目が笑ってなかったことからひょっとして怖い人なのかと邪推しましたが、その線は薄そうでした!

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理想に敗れた少年 南雲鉄虎

「てっこ」ではなく「てとら」
覚えた(※生放送で間違えましたすみません)

鬼龍と部活動が一緒で彼を慕っているような描写が過去にありましたが、実は最初は流星隊ではなく紅月に入りたかったということが分かりました。もっと言えば、別に流星隊には入りたかったわけでさえないようです。

最初は特撮リスペクトという流星隊のコンセプトを「子供っぽい」と嫌っていたものの、最近ではヒーローも自分が目指す"男の中の男"に近しい存在なのではないかと考え、前向きに挑む気持ちが芽生えてきたとのこと。

「憧れは理解から最も遠い感情」という有名な台詞がありますが、理想と現実には得てしてギャップがあるもの。そのギャップの本質性に気付けぬまま理想に直面しても、最高のパフォーマンスを行うことはできないでしょう。

彼が紅月に入れなかったのはきっとそういった理由からで、紅月の理念に近付くにはもっと他に積むべきものがあると判断されたと考えるべき。

そして、人生は最も求めていた欲望の先よりも、収まったところの方が性に合っていることはよくあります。後から考えれば「むしろ落ちて良かった」と思えることさえあるものです。

それは「住めば都」というだけのことなのか、合うからこそ収まるものなのかは定かではありません。

しかしそんな失意の折に出会った流星隊は、少なくとも今の南雲にとってのベストだし、今後の彼にとってもずっとベストで在り続けるかもしれない居場所だろうと思います。

鬼龍自身は、南雲くんをそばに置くことに決してネガティブではないようですし、個人的には彼を伸ばしてあげたいと思う気持ちもあるのではないかと想像します。

その鬼龍の気持ちに応える形で、彼が紅月に匹敵する存在に成長することに期待します。

自分に自信がない 仙石忍

忍者同好会代表(1人)

正直一番よく分からないままだった気はします。
ただ比較的に見ると、下級生の中で唯一元から流星隊の活動にネガティブではないように見えました。

あんずとのやり取りを見るに、どちらかと言うと自分に自信がないタイプの少年で、環境の変化に弱かったり身長を低いのを気にしていたり、本人はかなり後ろ向きな性格をしているようです。

流星隊に加入した経緯は不明なものの、流星隊に入ったことで明確に救われたと感じているのも特徴。流星隊に入る前は、もっと鬱屈した少年だったのかもしれませんね。

ニンジャというだけでキャラ立ちしているので印象には残りやすいのですが、活躍の幅はまだまだこれからというところ。

何となく応援してあげたくなる魅力がある彼なので、またこちらの心が動かされるようなシーンを見てみたいですね。

流されるがまま 高峯翠

今回下級生組では一番掘り下げが行われたように見えたのがこの高峰くん。

流星隊の中でも最も"やらされている感"が強く、徹底して無気力である彼。なんでこのテンションで流星隊のような(彼にとって)100%地雷と言えそうなユニットに入ってしまったのか無限に謎なキャラクターでした。

しかしながら今回で、ヒーローどころかアイドル科に入ったこと自体に大してさえ無気力であることが判明。

自分がないと言うか、流されるままと言うか、「自分が何故ここにいるのか分からない」という曖昧さを全ての立場で感じている少年、というところでしょうか。

遊園地で楽しそうな同級生の姿を見たことで、余計その鬱屈した気持ちに支配されてしまい開演を前にコンディションは最悪。

「あいつみたいに普通の高校生になっていれば、そこそこ幸せになれたんじゃ…」

じゃあお前はなんでここに入ったんだ?と問いたくなるネガティブ発言の数々。むしろそれを聞いてあげるべきなんじゃないかと思えてさえくるのです。

それは悪い意味ではなく、きっと自分の本当の気持ちを考えて理解することが、彼の心が解放されるヒントになるだろうと思うからです。

誰しも流されて生きている部分はある。
そういう時は周りの人が自分から行動しているように見えて、何だか輝いて見えてしまう。人の良いところばかりが見えて、嫉妬して、自分ばかりが"何もできない"。そんな気持ちに支配されてしまいがち。

でも実際は、流されていたってその流れに乗ることを決めたのは自分だったりするのです。たまたまそこにあった流れだとしても、それを見つけて身を任せることを選んだのは自分自身。

そうやって流れに乗って行動することも「自分から行動している」の範疇である。その考え方がきっと彼を解放してくれることでしょう。

だからこそ「なんでここに入ったのか」と彼は向き合ってみる必要があると思うのです。

そうすれば今の環境が…仲間に囲まれて1つの志を胸に高みを目指すことの尊さが彼にも心から分かるようになる。

"あいつと同じかそれ以上に幸せ"だと思った高峰は、既にそれに気付き始めているはず。

その日その時その瞬間まで、必死にもがいて前に進め、高峰!(唐突な守沢千秋感)

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変わり始めるfine

シェイクを楽しむ天祥院英智の姿は涙なしでは見られない。

シェイクを「初めて飲んだ」ならまだしも、「知らなかった」とは一体…どんな人生…闇が深まる…。いやそれとも『あんさんぶるスターズ!』はシェイクがない世界線の話だった…?

というわけで新たな一面が見え隠れするfineの面々についても少しだけ触れて行きます。

伏見は珍しく姫宮とは別行動。
彼は以前、英智ともアイコンタクトでやり取りするなど、ある程度深い関係性を感じさせる一幕がありました。姫宮なしでこの2人でやり取りするということも、普段はあるのでしょうか。

その姫宮は渉と2人で特訓中。
DDDでの敗戦を、姫宮なりに重く受け止めている様子。あまり反りが合わなさそうだった渉と特訓に挑むというのもその証でしょう。そして渉はその気持ちを決して邪険にすることもない。新たな関係性が見えますね。

実質的なことを言えば、DDDでfineは実力でTrickstarに敗北したわけではありません。英智の体調を優先しなければあのまま勝てていた可能性もありました。

だから今まで見えてきた姫宮のキャラを考えれば、彼は「負けを認めないで喚き散らす」のが自然であると思いました。ですが、逆に彼はその敗北を真摯に受け止め自身を磨く行動を始めました。

ここで猛特訓を積むということは「自分がもっと上手ければfineは負けなかった」と感じていると推察できます。

姫宮は英智に強い好意を寄せているように見えましたし、ワガママな彼の決断に文句を言わず自ら動こうとするほど、英智のことが好きなんだろうと思いました。

fineもあの日からまた前を向いて歩きだしているよう。
また苦難を乗り越えたfineの姿を見せてもらえる日を楽しみにしています。

キッズ 明星スバル

「そうだろ子供達!?」という掛け声に子供より早く反応しちゃう君のことが僕は嫌いじゃない。

今できることを全力で

数々の困難と感情の機微の先に開幕した「スーパーノヴァ」。

無駄に予算をかけまくったとしか思えない凝りまくりセットの上で展開されるヒーローショー。

そのクライマックスで展開された流星隊のユニットショー。
使用された「天下無敵☆メテオレンジャー!」は、一昔前に戦隊ヒーローを彷彿とさせる懐かしい展開の楽曲。

5人という現状最多メンバーの3Dが同時に動く上に、テレビのオンエア光量制限に引っかかりまくるド派手な演出が特徴。

シェイクを飲みながら観劇する生徒会長もまさかのノリノリ。意外とこういうの好きだった?

どうやって作ったのか本当に謎の合体ロボの上で披露されるダンスはメンバー全員キレキッレで振りに乱れがない一体感。

今までのユニットで"揃ってる"という基準だけ見れば一番ぴったりだったように思います。

そのスタンスについて何だかんだ言い合いながらも、ステージ上では素晴らしいパフォーマンス。流石fineと事実上の決勝戦を展開したユニットです。

今回を見て、流星隊の1年生に共通している特徴は「何かの理由で自信を失ってしまっていた者」だと分かりました。

千秋はそういった精神的にどん底に陥ってるメンバーに声をかけ、流星隊に誘っていったのだと思います。だからどこか不本意に「何となく参加している」というメンバーが多かったのだと思います。もしかすると過去の千秋もそうだったのかもしれません。

そんな志を異としていた彼らが、それぞれが過去の自分を吹っ切りつつある状態で同じフィールドで結び付き、ステージ上で子供達に勇気を与える仕事をしている。

意味はよく分かっていないのかもしれない。
けれど、今できることを妥協なく全力でやり遂げる。

そんな彼らの熱量ある姿に僕は心を打たれまくってしまい、『あんスタ』のアニメで初めて涙しました。何ならもう名乗り口上の時点でちょっと泣いた。意外と直情的な演出に弱い傾向がある。

楽しいショーを見せて頂きました。
ありがとう流星隊。是非また熱い戦いを見せてほしいです。

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おわりに

2クール目の始まりの役目を任された流星隊の「スーパーノヴァ」。

数あるエピソードの中で何故これから?という声もあったようですが、初見からすると新展開として理想的なスタートを切れる話だったと感じました。

Trickstarを主人公としないエピソード。
底抜けに明るく爽快な気持ちで終えられる。
1クール目と地続きでありながら全く関係ない話。
アニメの1話尺で完結できる(ように構成できる)長さ。

OP含め、今までとはっきり違うものが始まったと明確に感じられる内容にして、後に引きずらず負の感情を一切残さない。

正に「ここから新しいこと始めるからよろしくな」という挨拶にピッタリの小編(?)であり、あぁ来週からさらに楽しみだとワクワクだけを残してくれるお話でした。

これぞアニメ『あんスタ』にとってのスーパーノヴァ。
終わりと始まりの象徴。総集編からの期待感を上手く来週以降に繋いでくれたと感じます。

さぁ世間はハロウィンムード全開な中、次回アニメでは七夕がやってきます。流れ星から短冊へ。願い事から願い事に繋がりましたね。

この「七夕祭」も相当な人気エピソードだと聞き及んでますので、また次回が楽しみです。

(個人的に)より面白くなってきたTVアニメ『あんさんぶるスターズ!』。僕もより良い感想が書けるように頑張ってまいります。2クール目もよろしくお願い致します!

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