『KING OF PRISM』をまだ観ていない方へ。よく分かる『キンプリ』解説

   

『キンプリ』を見てください

このフレーズでおなじみとなった作品『KING OF PRISM』を皆様ご存知でしょうか?
この記事を見ているアナタはつまり「そういうこと☆」ですね。

現在続編となる『PRIDE the HERO』が絶賛公開中の『キンプリ』。
何だか気になるけど、正直どういう作品かよく分からない。

色んなところで「スゴイ!」という記事やツイートはよく見るけども、読んでもファンの熱量が凄すぎること以外はよく分からない。
なので、気にはなるけど、それ以上ではない。

こういう印象のまま、ここまで来ている方ってきっと多いと思っております。

実際よく分からないからこそ面白い。何度も観ている人ですらよく分かっていないところもある。これは事実です。
しかし、よく分からない作品を観に行くというのはイマイチ気が進まない。その気持ちもよく分かります。

というわけで、この記事では『キンプリ』を15回観に行き、続編である『キンプラ』を既に9回観に行った僕が、『KING OF PRISM』を観たことがない人が持つであろう疑問点に、ズバリ答えて参ります!

よろしければ最後までお付き合い下さいませ!

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アドセンス

『KING OF PRISM』ってそもそもどういう作品?

まずはやはり『キンプリ』がどういう経緯で生み出された作品なのか。

『キンプリ』の正式名称は『KING OF PRISM by PrettyRhythm』です。

「プリティーリズムより」ということで、この作品は土曜朝に女児向けアニメとして放送されていた『プリティーリズムシリーズ』をルーツにしたアニメ映画作品です。
正確に言うと、シリーズ三作目に当たる『プリティーリズム レインボーライブ』のスピンオフであり、正当な後継作品として生み出されました。

元々は「プリティーリズム オーバーザレインボー」というタイトルでTVシリーズとして放送する案もあったということで、作中でもこれが副題として登場していたりします。

経緯はこうですが、中身は別物。

『プリリズRL』は朝の女児向けアニメなので、主人公は女の子で、周りで活躍するキャラも基本的に女の子です。

しかし『キンプリ』で活躍するキャラクターは全て男の子です。

これはどういうことなのか、ですね。
『プリティーリズムシリーズ』は対象年齢を小学校高学年~中学生くらいに据えていた(らしい)ので、男キャラもそれなりに沢山登場ます。
女の子達が健気に頑張るだけでなく、イケメンとの恋愛とか家族と何だかんだとかすったもんだあったりするストーリーです。

その中で取り分け男キャラのキャラクター性まで深く掘り下げてストーリー化したのが『プリリズRL』であり、アニメ放送当時から界隈では話題になっていたようです。どう話題だったのかは見てもらえれば分かるかと思います。

あくまでもメインは女の子キャラながらも、超個性を得た男性キャラクターも人気を博した『プリリズRL』では、「男キャラのスピンオフ作品(続編)を見たい!」という声も少ながらずあったそうです。

その声に応えて作成された男性キャラオンリーのCD売上もそこそこあったことなどから企画が立ち上がり、紆余曲折を経て世に送り出された作品が『KING OF PRISM』なのです。

なので、表面的にはイケメン達が活躍する、どれかという「大きい女性向けアニメ」という印象を持たれている方が多いかなと思います。しかし僕は男なのでそんなことは関係ありません。全人類楽しめます。その理由は後述します。

ここまではお分かり頂けたでしょうか?
では次の項に参りましょう。

そもそも何をするアニメなの?

これ。「プリズムの煌めき…」とか「ああ尊い」とか「魂の解放だ」そういう言葉がネット中に溢れているせいで

新手の宗教アニメか何かかこれは?

と思っている人すらいるのではないかと思っております。
ので、何をしているアニメか説明します。

『キンプリ』はプリズムショーという架空の競技を行う作品です。
点数を競い合う大会もあるため、創りとしてはスポーツアニメに近いです。

「そのプリズムショーってなに?」というのをご説明します。

プリズムショーとは歌、ダンス、衣装にプリズムジャンプ(必殺技)を組み合わせて行う総合エンターテイメントです。

競技のイメージ的には歌を歌いながらフィギュアスケートしてるような感覚です。
実際彼らが歌を歌っているのかはよく分かりません。見れば分かります。
衣装も採点対象になります。あと1ミスするとスコア半減など減点が凄まじいです。

その問題のプリズムジャンプとやらですが。
これが『キンプリ』の感想を「意味不明」にしている原因なのです。

競技的に言えばフィギュアスケートの4回転ジャンプとかのことですが、この作品のジャンプは各キャラクターの"心の煌めき"を体現する、スポーツアニメやバトルアニメでいうところの必殺技に相当します。

キャラクターによって様々な演出があり、どのキャラクターも個性に溢れる必殺技を繰り出すのです。そのきっかけがジャンプにあるというだけなのです。分かりやすいでしょ?

言葉で説明すると単純なのですが、問題がこの演出です。
これが一度観た者の心を掴んで離さない悪魔的な魅力を発揮しているのです。

『キンプリ』にハマっていった者の多くがこのプリズムジャンプの演出に魅了された(洗脳された)者達であり、その素晴らしさは観てもらわないと分かりません。

だからファンが口々に発する台詞が「キンプリを見て下さい…」なのです。

「あなたの一番好きなアニメの一番好きな必殺技の魅力を、言葉で説明して下さい」と言われたらどうしますか?言うより見せた方が早い!と思うのではないでしょうか?
『キンプリ』のプリズムジャンプも同じです。見ないとこの魅力は分からないのです。

しかし僕は約束します。
想像を超えたエンターテイメント性がプリズムショーにはありますよと。

『キンプリ』から見ても良いの?

大丈夫です!

寧ろ『キンプリ』から見て下さい。
『プリティーリズムシリーズ』は全三作とも51話あり、スピンオフ元である『プリリズRL』を完走するだけでも結構時間がかかる。
なかなかこれに手を出すのは躊躇してしまうのではないかと思います。
ハードルを上げすぎるのはよくありません。まず何からでも良いので見て下さい。

何せ『キンプリ』本編は60分しかない短編映画なので、これを見てもらうのが一番早いです。
今なら全国のレンタルビデオ屋さんで借りられます。一部配信サイトでも視聴可能です。
軽い気持ちで『キンプリ』に触れてほしいですね。

でもそれだと話がよく分からないんじゃないの?と思われる方も多いと思います。

実際確かに話の全てが分かるわけではないでしょう。
しかし、実はキンプリに登場する総勢10数キャラ以上のうち、実は『プリリズRL』に登場したキャラ半分もいません。そのうち『キンプリ』のメインストーリーに大きく絡むキャラは3人だけです。
そしてそのメインキャラの3人過去は、『キンプリ』の作中でザッとおさらい(※一部キャラの都合の良い編集が入る)してくれるので、一番肝心なストーリーが追えなくなる心配はありません。

60分の中で新キャラが10人くらい活躍することになるので、『プリリズRL』を見てなくても彼らの活躍を見る分にはあまり関係ありませんし、普通に楽しめます。

更に、展開の多くはプリズムショーによって進行するため、前述した「謎の演出」が60分の大半を占めてきます。
ストーリーよりも僕達ファンはまずこれを見てほしいのです。
これだけで楽しめますし、何なら初見はこれが全てで構いません。僕もそうでした。

ストーリーはなんとなーく分かる程度で十分です。
プリズムショーの演出の凄さを目の当たりにした時、初見の皆様が何を思うのか。
その反応を期待しているのです。

見てみて「なんかよく分からんし、大したことないね」で終わってしまうならそれもまた一つの煌めきの形かと思います。
まぁ俺の周りには見てそうなった人は一人もいねーけどな!ガハハ!

『キンプラ』(続編)から観ても良いの?

大丈夫です!!

ただいま全国の映画館で絶賛公開中の新作『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』を映画館で観ることができるチャンスは今しかありません!
まずは軽い気持ちでカレー食べに行くような感覚で劇場に行って下さい!
何せ『キンプラ』本編は70分しかない短編映画なので、これを観てもらうのが一番早いです。

でもそれだと話がよく分からないんじゃないの?と思われる方も多いと思います。
実際確かに話の全てが分かるわけではないでしょう。
しかしハードルを上げすぎるのhおいさっきと同じこと言ってるぞバーカ!!

『キンプラ』は是非映画館で観てほしいのです。
その理由は映像も音響も本当に凄いからです。単純な話ですね。

『キンプリ』はその成り立ちも特殊なため、かなり低予算で創られた作品です。
そのため、映像や音響に限界があり、映画として完璧であるとは言えなかったと思います。
あ、作品は完璧です。

『キンプラ』は前作のヒットを鑑みて製作されたため、予算も潤沢にあり(想像)そのおかげで映画としてのクオリティが大幅にアップ!!ひゃっくおっくぅ!!
映像も音響も前作を超えるレベルまでパワーアップしています!!

この素晴らしい環境でプリズムショーの「極めて意味不明な演出」を体感することができるため、その素晴らしさは最高だった前作の10倍にも100倍にも膨れ上がるのです。

更に『キンプラ』は尺の多くがプリズムショー演出だった前作よりも、更にプリズムショータイムが長く設けられており、実質『キンプラ』がプリズムショーなり、です。

さながらアーティストのライブに来ているような感覚と、そこに体現される演出の右斜め上さに、凄まじいまでのトランス状態に襲われること請け合いです。とてもたのしーです。

そのため初見は内容のほぼ全てがプリズムショーに上書きされて「プリズムショーのシーンが楽しかった」以外の感想を持つ人は恐らくいないと思われるため、ストーリーが分からなくてもOKです。

ストーリー自体も、キャラクター達が4年に1度の大きな大会を目指して奮闘し、活躍し、大会で勝ち抜いて行く様を描いていくオーソドックスなスポ魂的要素もあるため、話に全く入っていけない人というのはいないかと思います。

寧ろ過去作を見ていればいるほど、演出の細かい部分が全部気になってしまい、情報に踊らされるまま頭が爆発して逆に何も分からなくなるので、何も知らないまま見た方がスッキリ見られるかもしれません。
監督がそう言ってた。監督ありがとー!!

正直なところ、欲を言えば、DVDを借りるなどして『キンプリ』を見てから映画館へ行く、というのが理想的なのは事実です。
しかし、その映像美や圧力を映画館で体感しないまま終わってしまうなら、是非映画館に足を運んで、後のことを考えてほしいなと思います。

まずは映画館で観れるうちに『キンプラ』を観て下さい。
これが今、僕の中では一番です。

男が観に行っても楽しめるの?

俺は男だァ!!(集中線)

楽しめます。観に行って下さい。

ただ「俺は男の裸が出てくるアニメは絶対に無理なんだ」「ホモ臭い描写が一瞬でも出てくるだけで許せない気持ちになる」というある種の過激思想を持たれてしまっている方だけはオススメできません。
そういうシーンは正直ありますからね。

別にそういうのは好きではないけど、別段苦手意識もない。
とか
見ようと思ったこと自体ないけど、特に何とも思ってない。

という人は普通に観て下さい。楽しめます。

そもそも、男同士が一つの目標に向かって努力しているというのは、少年漫画の王道的要素であり、別に女性向け作品だけが持っている要素というわけではありません。
ただ登場キャラクターの顔立ちが整っているだとかそういう点を除けば殆ど少年向けアニメです。

なので、ストーリー展開自体は非常に男らしいところもあり、実際は男が見た方が楽しめるようなシーンも満載です。

男の胸が熱くなる超イカした必殺技やバトルシーンも盛り沢山ですよ!
何を言っているのか分からないと思うが見れば分かる!キンプリはバトルアニメでもあるんだ。

子供の頃に見た男臭い男児向けアニメのようなまっすぐな熱さが『キンプリ』『キンプラ』にはあります。
ちょっと見た目が女性向けっぽいからという理由で遠ざけてしまうのはもったいないです。

プリズムジャンプの演出の凄さは男女問わず同様に感じることができると思います。
女性向けとか男性向けとかあまり気にせずに『キンプリ』という作品を皆で楽しみたいと思ってますヨ。

「○○を見てから行け」ってよく見るけどどう?

まず『キンプリ』『キンプラ』を観て下さい。

『キンプラ』は70分という短い尺に『プリティーリズムシリーズ』だけでなく、製作者のお遊びなどや様々な事情によって色んな作品のリスペクトやオマージュが盛られています。

それを全て「知るために見ておいた方が良い作品」が沢山あるのは事実です。

しかし物語としてそれを見ている必要はありません。
プリズムショーの演出を見る上でも絶対必要な知識でもありません。

オタクとして100%理解して楽しむということに楽しみを覚えるのは分かります。
凄く楽しいし、小さな違和感がバチッとハマるジグソーパズルのような感覚は最高ですよね。

しかし、まずは作品に触れてもらうのが一番だと思っております。
観賞のハードルを上げすぎる良くない!
是非劇場で『キンプラ』を観て、それからネットの考察なんかを読んだり、近くのファンに話を聞いて「そういうことだったのか!」と思いながら、過去作品に興味を持ってもらえたら良いなと僕なんかは思いますね。

因みに物語の理解に必要な作品は『プリリズRL』と『キンプリ』だけです。
『キンプラ』を面白いと思えたら、時間がある時にでもこちらの作品は是非観て、もう一度『キンプラ』を観てほしいですね。

近くの映画館がもう応援上映しかやってない…

応援上映から観ても大丈夫です!

……まぁ正直言えば初見は普通に観てもらった方が良いのはあります。
でも『キンプラ』の応援上映は『キンプリ』よりも他のお客さん含め普通に観やすいかなとは思います。

『キンプラ』の前半はシリアスな展開が多いので、後半はプリズムショーの大会なので、映画館の観客も映像中のショーの観客と同化します。より強くそう感じられるように創られているそうです。

なので、周りで騒いでいる人も「映画の一部」という見方がしやすいですし、あまり気にならないかと思います。

いや流石にちょっと……という方も多いかと思います。
しかし、僕の周りでも応援が初見という人はそれなりにいて、皆同じように楽しんでいますし、場合によっては「応援が初見で良かったかもしれん」という人もいます。

初見が応援上映という全てが未体験エンターテイメントであることも一つの楽しみです。
その楽しみができるのもその一回限りなのです。

コレに関しては無理強いできませんが、チャレンジする気持ちがあればアリかと思います!

観えないよりは観に行ってほしい!
恐いもの観たさで挑戦してみてほしいとは思います!

まとめー順番は気にしなくて良いー

以上キンプリの魅力を極力分かりやすく語って参りました。
俺の気持ちは皆に伝わっただろうか…。

正直言ってファン心でね

あれが最高でこれがすげー良くてああもうもう一回行こ!!!!

みたいに書き殴りたいことはいっぱいあるのですが、まだ見たことない方への解説ということで、一度初心に立ち上りこの記事を書いてみました。
僕がこれだけ熱狂的にハマったのには理由もあり、それも語りたいところですが、それはまた次の機会にでも。

必要なのは楽しむ心だけ!まず皆にプリズムショーの魅力を知ってほしい!

僕が初めて『キンプリ』を観たのは去年の3月のことです。
それまで自分がこんなにハマるなんて思っているわけもなく、当然何も知らず、どういうアニメかも何も分からないまま本当に無の状態で観ました。
女児向けアニメをこの歳になって見るなんて流石に……と思っていた僕の今はこれである。レインボーライブ最高に面白い。
因みに僕の『キンプリ』遍歴はこの記事を見て下さい。

『キンプリ』から入って『プリリズRL』にハマった人も物凄く沢山います。
総数で言えば、『キンプリ』のファンにはそういう人の方が多いくらいではないでしょうか。

だから、順番はあまり気にせず、気の向くまま趣くまま『KING OF PRISM』を見てほしいと思っています。
まずは見てから考える!それで良いはずです。

確かに『キンプラ』は過去作を見ているか見ていないかで感じるものがまるで違います。
『キンプラ』のプリズムショーの衝撃をただひたすら真っ直ぐに受け止めることができるのは、今まっさらな状態である画面の前のアナタ達だけなんです。

是非映画館で観ることができる今の内に『KING OF PRISM-PRIDE the HERO-』を観てほしいと思います。

7月7日、七夕の日は『キンプリ』にとってとても大切な一日です。
その日にこの記事を上げておきたいと思いました!

是非皆さん"キンプリを見て下さい!"
そして見終わった人は僕と是非『キンプリ』について語り明かしましょう!

監督!こんな素晴らしい作品を創ってくれて!プリズム煌めきを広めてくれて!
本当に!
ありがとー!!

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